今日のお題

好きなおでんの具

おでんの具を好きな順に並べると、
たまご、大根、揚げ又は餅入り巾着
かな。

それ以降に続く文章を考えてたら昨日は寝てしまった。

おでんの具から話を広げようと考えてたら、

丸い容器に入ったおでんが思い浮かんだ。

同じダシ汁に浸かったおでん。

それぞれがダシ汁に浸かっていても、
不味くなる事はない。

だけど、
ダシ汁自体が不味ければ、
そこに浸かった具も不味くなる。

これを何かの組織に所属する人みたいに思えた。

丸い容器に入れた具は、
組織という同じ囲いの中に居る人、
ダシ汁は、
その組織のルールや考え方や分化、
雰囲気のようなもの。

ダシ汁は、
全体の味を整えるけど、
それぞれの具自体の味を大きく変える事はない。

だけど、
たまごの黄身がダシ汁に混ざってしまうと、
他の具にも影響するし、
素材が悪ければ他の具にも影響を与えてしまう。

同じように
組織の一部の人の影響力が強いと、
周りの人も影響されるし、
不真面目に問題を起こす人は他の人に悪影響を及ぼす。

同じ囲いに居なければ影響は無いが、
人は囲われ方が違うだけで、
どこかの囲いの中にいる。

会社だったり、
地区であったり、
都道府県であったり、
国であったり、
人種であったり、

その枠が広いほど近しい関係でなければ、
影響力は少なくなる。


その影響力を考えずに、
言葉を発してしまうと問題が生じる事もある。

例え本心でなくとも、
なんとなくカッコつけようと言った言葉でも、
その組織なら当たり前と思える言葉でも、
どこかで読んだ本に書いてた言葉でも
発した当人の言葉として受け取られる。

それが近しい人ほど影響力は大きくなる。

その言葉は、
素材を引き立てるのか?
それとも素材を殺すのか?

たまごに対して、
大根のように生きろと言っても、
生まれも育ちも違うから無理だから、
○○しなさいと言うよりも、

たまごには他には無い黄身という魅力がある、
その魅力を活かす為に○○したらどうかな?
って伝えるほうが、
言われたほうも気持ちが良い。

○○しなさい、
○○しなきゃダメ、
○○しないと✕✕になります。

その理由は?
自分の経験から。
でしかない。

相手は自分と生まれも育ちも違うから。
当てはまる事もあるし、
当てはまらない事もある。

鶏の卵と
うずらの卵なら、
共通点も多くなるから、
アドバイスは有効になるかもしれない。

もし、
共通点も考えず、
相手の特徴も考えず、
○○しなさいと
世間一般的な最もらしいアドバイスを言う位なら、
応援するほうが良い。

いい黄身持ってるね!
ぐらいに。