あきです♪
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懲りずに鋳造ネタです。鋳造の型作りに試したいものがあるので早速100円均一で買ってきました。
園芸が好きな方はご存知と思いますが、吸水スポンジのオアシスです。妻が以前の半分の大きさになったと驚いてました。
オアシスの実力を見せてみよ!
原材料はフェノール樹脂。スポンジ状に細かい砂が固まったようなものです。
軽くて水を凄く吸います。フラワーアレンジメントをする時に花の茎を突き刺して使います。
押すと簡単に形が変わります。そして、一度変形すると元には戻りませんので、型を取るのに適しています。石膏ですと乾かすのに2日以上かかりますが、これだと乾燥する必要がありませんので、すぐに鋳鉄を流し込めます。
このままでは大きいので糸ノコでカットして銅鏡の型どりをしました。
結構な力で押し付ける必要があります。
型が取れました。
湯溜まりも作りました。上から押すと作れます。ぶっちゃけると湯溜まりは不要でした。
早速鋳造。話が早い!
湯溜まりから流し込みましたが、中央が沸騰してる・・・。
オアシスが溶けるかもと思って水を含ませていたのですが、それが裏目に出ました。水が沸騰してガスが発生しました。水の沸点は100度ですから水蒸気になって出口を求めて中央にたまっています。周りの模様はわりと綺麗に出ています。
期待できます。
オアシスは溶けず、熱に強いことが分かりました。
という事で、次はオアシスを完全に乾燥させて鋳造します。
指輪の型も取りました。これです。
押し付けて型をとったら早速鋳造。話が早い!
冷ましたら。
恐る、恐る剥がします。
精密な彫刻は再現できません。この程度ですね。
銅鏡はこうなりました。今後、試しに鏡面加工する予定です。
=オアシスまとめ=
押し付けて型を取るものに向いているが、複雑な立体はできない。
乾燥する必要が無いので話が早い!
鋳造の失敗が少ない。エアがスポンジの間を抜けているからなのか?
何度も使用可能。つまり大量生産ができる!!石膏は一回勝負です。
と割と気に入ってます。砂型はテストしないかも。大量生産できなそうですし。
直径5.5センチで、重量は約80グラムでした。
メルカリに出したら、儲け無し、送料込みで1500円というところでしょうか?
似たような古美術品がオークションで売っていますが、欲しいのですが、背景がわからないし、祟られそうで怖いです・・・。
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バイオリン(^^)/