あきです♪

 

両親が家に遊びに来た時にハチミツの話になりました。

ハチミツはのどに良いといわれています。しかし、すこし高価です。

 

実家は東京なのですが田舎なので、冗談で養蜂をすればという話をしました。

すると母が、「今、ハチが巣を作っているからハチミツがとれたらいいな」というのです。

 

子供のころ、ベランダにハチが巣を作っていたことを思い出しました。

両親は巣を放っておくのですが、自分は虫が嫌いですし、ハチは刺されると危ないのでベランダには近づきませんでした。

 

当時、母が洗濯物を干している時にハチに刺されて腕をパンパンに腫らして痛がったりしていたことを思い出しました。

ハチに何度も刺されるとハチ毒でアナフィラキシーショックを起こし、最悪の場合死ぬこともあります。

ということで、家に帰ったら写真をラインで送るように言って、送ってきた写真がこれです。

 

 

見るだけでも恐怖。巣がかなり大きくなってます。

 

足が黄色いのでアシナガバチでした。

性格は温厚で、ちょっかいを出さなければ刺されません。

エサは芋虫などで肉食。害虫を食べてくれるのでありがたいのですが、当然ハチミツはとれません

アシナガバチといえど、不用意に近づくと刺されるので危ないです。

巣を放っておくとアシナガバチを餌とするスズメバチが来ることもあります。

スズメバチは足が黒くて攻撃的で危ない虫です。

 

駆除しなければと思ったのですが、自分は虫が苦手なので困ったことになったなと思いました。

危ないからプロに駆除してもらおうかと相談をしていた次の日・・・。

 

「自分で殺虫剤を吹き付けて巣を撤去したよ、いろいろな殺虫剤が売ってた」と報告がありました。

普段は「高齢なので何とかしてくれ」アピールをしてくるのですが、実は、自分より行動的でたくましいのです。

ラインも写真やら、原稿用紙3枚分くらいのメッセージを平気でフリック入力して送ってきます。

 

アシナガバチについて調べてみると面白い生態がわかりました。

働きバチは体の構造上、芋虫などの肉を食べることが出来ません。

働きバチは芋虫などを肉団子にしてハチの幼虫に与えます。幼虫はその肉を食べます。そして、栄養を含んだ液を口移しで働きバチに与えます。働きバチは幼虫がいないと生きていけませんし、幼虫は働きバチがいないとエサが食べられません。

幼虫は成長すると働きバチになり、同じように幼虫に肉団子を与えます。同じことを繰り返して数が増えていきます。

 

ハチはお互いに支えられて生きているんだなと感動しました。

そして人間も同じだなと思って、教えてくれたハチに感謝しました。

 

読者の皆様にもスペシャルサンクス(心からの感謝)。お読み頂きましてありがとうございました。

バイオリン(^^)/