さて、開店した回転焼き屋ですが、
んなもん初めから簡単にはバンバン
売れません。名古屋もそうですが、
京都では路地裏の商店街でも、知らんもの
(知らん人)がやる商売はまぁ厳しい目!
ため息つきながら、どうやって買って
もらうか思案しますがいいアイデアは
浮かびません。そこへベリーさんが
現れます。あんな、顔の知った人が
信用せぇへんとその店繁盛どころか
追っ払われるよ!と、ギャンブラーや
言う言い方をベリーは間違えた、と苦虫。
チラシを配りに行くジョーのついた先は
テレビがどーんと置いてある荒物屋。
????待て?
荒物屋?あの顔?
あれ?おい!アンコちゃんの通りの
荒物屋の吉兵衛、いやケチベエやいか!
え?でも、ケチベエ、吉右衛門坊やを
空襲から守って逝ったけど、何か?
あの顔は。
え?あれはあのアンコちゃんがラジオ体操に
遅れても冷静にお父さんに反撃していた
吉右衛門坊やが、まさか京都に????
店のテレビで、モモケンがまさかの
緊急入院と、案外早い逝去のニュース。
史上最高に駄作と言われた例の、あの
松重豊さん演じる伴 虚無蔵との対決を
吉右衛門さんも見たというので、えらく
盛り上がりました。
るいさんは、ベリーさんに試しに一つ
食べてもらおうとして渡そうとしたの
ですが、急に近所のおいでやす小田くんが
「えらいこっちゃ~」
なんやなんや?
ジョー、なんや、モモケンネタで
吉右衛門さんと盛り上がったら、店の売り物
壊したのか、ジョーは吉右衛門さんに
謝り倒していました。けど、いつのまにか
吉右衛門はお父さんに似てしまったのか
いらちになって怒ってる。
すると、吉右衛門さんのお母さん。
お年をちゃんと召したお母さんということで
岡山時代の宮嶋舞衣さんから、
松原智恵子さんにバトンタッチ。
何かおかしい気分ですが、謝りに来た
るいさんに、お詫びにもらった回転焼き。
回転焼きというよりは、中のアンコを
味わって、2人とも妙に懐かしい味だと
思い出を探しに行っているようです。
角に荒物屋ってのも、何だか懐かしい
ですね。岡山時代の赤螺荒物屋も、
角の大きなお店でしたから。
別の日ジョーは買い物に行った帰りに
荒物屋に行くと、今度は生き返ったのか?
と焦りますが、吉右衛門さんが教えて
くれます。モモケンの息子、団五郎が
出ているんだと!
まだまだ菊之助さんは長く出てますね。
いちこさん、ベリーさんが信用性の
ある人なので、お陰で回転焼き屋はようやく
軌道に乗り、吉右衛門さん母子との出会いも
あり、これから京都編は不思議な様子を
展開しそうですね。