オードリー・タン | 鉄母の 子育て鈍行列車 

鉄母の 子育て鈍行列車 

鉄道関係のことが好きな母親を勝手に「鉄母」としました。
旅行や鉄道関係から、英語、教育、発達障害と、鈍行のおかげでネタの中身が寄り道いっぱいです。

 

 

図書館で、タイトルだけで借りた本です。


台湾が開かれた社会になったのは、

日本で言うところのバブル期以降の、

この30年間程度の話なんだとか。


確かに、私の小さい頃、故李登輝総統が

台湾を率いていた時は特段、沖縄の隣で

中国とは違う、でも香港やマカオとも違う

くらいの事しか思ってませんでした。


ですが、蒋介石が逃げてきたとか、

日本統治下時代と日清戦争とか、実は

本来台湾という国は中国とひとまとめに

出来るほど単純な歴史ではないようです。


そんななか、李登輝氏が総統になったのは

民主化の第一歩を踏み出したばかりの頃

だったんだとか。


今をときめくオードリー・タン氏も、

なかなか災難にあってるようで、

大変だったみたい。でも、不思議です。


李登輝元総統も、オードリー・タン氏も

頭がいいのをひけらかさないし、出来ることを

やって常に改善するよう努力するし、

何より日本はきっと出来るよって、いつも

応援してくれる事です。


台湾の日本統治だって、ホントは大きい声

では言えるほど威張れた話じゃないのです。

けれど、どういうわけか余程のことでも

おきない限り、台湾の皆さんの多くは

日本をよく応援してくれます。支援して

くれます。それは何故なんでしょう?


日本の底力を信じてくれている?

だとすると、今の日本の姿はとてもいいって

お世辞にも言いがたい気がします。


反省してすぐアイデアを集めるって

事もしないし、いまいち動きが遅い。


余程過去に反省し、同じ過ちを繰り返さず

如何なる策が最善かを必死に考え、一つ目を

出した後に「これの穴を見つけたら改善策を

教えてくれ。」と素直に政府が国民に言える。


アジアで?出来てますよ?


ホント感心します。


早くオードリー・タン氏が来日できると

いいですが、香港政府を牛耳られて自由が

ない状況だと、台湾の様子は沖縄同様に

心配されます。


アベノマスクにまだ翻弄される日本国民。

台湾だったらそんな馬鹿なことしないだろう。

保管にまで税金。


早くなんとかしてちょうだい。


日本の姿というのは、何とも恥ずかしい。