うちで仕事 | 鉄母の 子育て鈍行列車 

鉄母の 子育て鈍行列車 

鉄道関係のことが好きな母親を勝手に「鉄母」としました。
旅行や鉄道関係から、英語、教育、発達障害と、鈍行のおかげでネタの中身が寄り道いっぱいです。

昨年より急に「在宅勤務」「テレワーク」って
大騒ぎ。テレビやリモコンのように、現場や
会社ではなく、離れた場所で、特に家を中心に
仕事することなど、テレ(tele-、接頭辞ですからね)や
リモート(remote)とつける単語や説明が増えました。

でも、よく考えてください。

例えば商店街。2階が家で、1階をお店という
お宅ばかりですよね。
町工場。家はちゃんとあって、同じ敷地の裏や
離れに作業する場所がある。または同じ敷地の
1階が作業場で、2階が住まいという例も。

農家なんて一番分かりやすいですね。
家の裏が畑、とか、家の向こう側は田んぼと
作業用の小屋があるとか。

こうやって書くと、わかることが!

「みんな、家のメンバーまたは親戚で集まって
仕事はするけど、作業する場所は物理的に
分けているので、家が作業場と言うのは少ない」。

ピアノやギターなどの個人レッスンの先生方は
家がお教室の場合もあるので、これは当てはまらない
ですけどね。お教室と言うと、あとはお茶やお花、
踊りや和楽器の個人教室は、おうちの一室を、
なんてパターンがやはり多いですよね。

昨今テレワーク出来る職種のかたはおうちで
四苦八苦しながらやってるかもしれません。
パソコン相手とサシ(一対一、または一対二)で
教授するされると言うのは部屋の使い方や状況が
違うと思うので同じようにはいかないかもしれません。

けど、個人教室の先生方は大体が教室用にひとつ
使える部屋を取ってあるか、もし共有されていても
生徒さんが来るときだけは仕切ってしまい、家と
分けて動線を確保されていることが多いです。

どうしても家で出来ないと、公民館等でお教室
開いちゃうお習字教室とかありますが、やはり
家という生活動線に仕事部屋が出てくるのは
不自然ではないかと思うのです。

どうせ現在空き家のおうちもたくさんあるんでしょ?
空きのアパートもどれだけあるんでしょうか?

軽井沢だけでなく、各地の別荘地を整理した上で
こういった仕事部屋つきのおうちの需要を掘り
起こすのはいかがでしょうか?

実際一畳分の床の広さがあるだけでも、仕事部屋
としてきちんと分けると、仕事を家でするのは
難しくないはずです。

逆に、住まいの中に仕事部屋を組み込むという
のは、昔の人はあまり芳しくないとわかっていた
のかもしれませんね。長屋の1階はお店でも、
奥と2階はおうちで使ってるのは時代劇でも
よく見ますよね。

個人的に、家の中ではなく、違う所で仕事を
していたことが多いので、家事オンリーの今月
来月は毎年気苦労が多いです。専業主婦時代も
ずっと職場が家と言うのは個人的に滅入ってました。
物理的にも別の場所というのが私には必要という
ことがよくわかったのです。例え隣の家でも
別の仕事場だと頭が切り替えられて、気分も
いいんです。

在宅勤務をされる方に、気をつけてもらいたい
ことがあるとすれば、やはり街中ではなく、
郊外や田舎に引っ越して広い家の一部屋を仕事用にする。それか、または仕事用の部屋を借りて、
別の場所で仕事するなど、とにかく別の部屋、
場所を用意する方がいいように思います。