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2010年に始まった『ラブライブ!』という作品、μ'sというキャラクターたちのライブ活動に一区切りがつく日。2016年4月1日のファイナルライブをライブビューイングで見ました。

確かアニメの中でμ'sが出場を目指したスクールアイドルの祭典"ラブライブ!"の決勝が行われる場所が、現実の世界では東京ドームにあたる場所で、まさに今回はその東京ドームで2days。一作品単位では史上最大じゃないかというとんでもない大規模での開催でした。 

確か6年前の夏コミで、μ'sのデビューシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」を購入した覚えがあります。当時はμ'sというグループ名すらまだ付いてなく、「キャスト未発表?アニメじゃない?雑誌?小説?連動??投票???」と何が何やらわからなかったです。

キャスト発表されたときも、声優初挑戦ぐらいの方がいたりしてあまり知ってる方がおらず、CD聴いた後もずっと僕は「『ラブライブ!』とは何ぞや?」状態が続いていました。

そこから2年後、「μ'sのライブ」に触れる機会が突然おとずれました。毎年見に行っているアニメロサマーライブ2012に、μ'sが出演したのです。

アニメ化もまだ先のことで、会場での知名度もあまり無い状態でしたが、1曲のみのパフォーマンスで観客をあっという間に惹き込んでました。今思うと「ラブライブ!の、ラブライバーの本気」を見た気がします。

ただただ「こんなすごい世界があったのか!」と圧倒されました。

それから半年後、TVアニメが放送。その年のアニメロサマーライブ2013では、明らかに声援の大きさが違ってました。僕もその声援の中の1人でした。

ニュース番組、歌番組、そして紅白歌合戦。アニメ後の『ラブライブ!』はとんでもない速度で大人気作品になっていきました。

今回のライブ中のインタビュー映像でも、ほとんどのキャストが
「こんなに続くとは思わなかった」
「こんなに一緒にいることになるとは思わなかった」
と節々で言っていました。



間違いなく日本のアニメ史上で外せないほどの存在になった「ラブライブ!」「μ's」が培ってきた6年間を全放出するかのような大盛り上がりの内容でした。メンバーそれぞれの自己紹介のコール&レスポンスのシーンですら、少し涙がこみ上げてくるものがあります。「あ~、もうこのコール&レスポンスをやるのは最後になるのか…」と。

ラストの曲、メンバーの名前が歌詞に入っていることでも有名な、劇場版の曲「僕たちはひとつの光」はとても素晴らしかった。

歌い終わった後、メンバーが帰るときにもインスト版が流れていて、それに合わせて観客全員が大合唱。聴いていたμ'sは泣き崩れていました。




始まった当初はまだ小さかった存在がここまで大きくなって、ついに旅立ちのとき。
旅立つ先はとてもキラキラしていて夢のよう。
でも旅立ち=別れ。時が巻き戻って欲しいと思うこともある。
……いや違う。いつだって「今」が最高なんだ!

まさに今回のファイナルライブは「僕たちはひとつの光」の歌詞のようでした。

μ'sとμ'sのキャスト18人が駆け抜けてきた6年間は、今回のライブを見ることができなかった人も含めて全アニメファンが忘れることはないでしょう。

そして……夏からは本格的に『ラブライブ!サンシャイン』に引き継がれるはず!楽しみです。