ベルリンガーのマスターのメンテ | うらのうらはおもてです。

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ここの所多く見受けられるベルリンガーのマスターのトラブルです。
この写真は正常な状態なのですが◯の部分よく見て目
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これが正常で無くなると
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ベアリングとプランジャーが離れてるのが分かると思います。


コレ、離れてちゃいけないんですよドクロ


何で離れちゃうのかって言うと、単純にメンテ不足です。

放ったらかしすぎですよ!

一応ベルリンガーはレーシングパーツなので、それなりのメンテが必要です!


だからって、特別面倒な事ではありませんひらめき電球


たまにココに給油するだけです!
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写真で見ると、棒で突ついてるように見えますが、この棒はスプレーグリスのノズルの先端ですにひひ

時々この部分に給油して、ダストシールを潤滑してください!
潤滑が悪いと、プランジャーとダストシールが引っかかって、ダストシールがダメになっちゃうんですショック!
そうなるとOHが必要になります!

この事例もまだ給油で動きが戻ったので問題は起きてませんが、給油してもプランジャーがベアリングと当たるまで出て来ないと要OHですしょぼん

定期的に給油するだけですので大袈裟な話ではありません!
良いタッチを末長く使って頂く為の作業です。

それと給油の際気をつけて欲しいのは、給油するケミカルです。

ウチではNUTECのオスモシルを推奨しています
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でもオスモシルは入手出来ない方もいると思いますが、呉々も呉の5-56とか使わないでくださいね!

あれ系はゴムを瞬殺してしまうので、メンテのつもりが破壊に繋がりますからガーン

ダストシールのすぐ裏側にカップがあるので、ブレーキマスター組み付けに使っても大丈夫なケミカルを使って下さいね!


あとマスターの種類によっては、レバーを動かすと、奥の方で「プスッ!」って音がする物がありますが
それで正常なので気にしないで下さい!
特にBR14とかの14mm系に音が出ますが、逆に全く音がしない14mmはおかしいかもしれません!


とにもかくにも永く大事に使うためですので、対した事ではありませんのでやって見ましょう!



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