『富の未来』~ネクストソサエティー・フラット化する社会とつながる
先週、移動が多かったので、
ちょっと分厚いのも読めるなと思って物色したら、
トフラーの新作が出ていたので読んでみました。
著者が『第3の波』『パワーシフト』で書いた、
農業経済・工業経済から知識経済へのシフトというテーマを、
さらに、時間・空間(社会?)との関連で、
もっと深遠なところで論じています。
そういう意味で、社会変化を具体的に論じた
●ドラッガーの『ネクストソサエティー』
以前に吉川さんが紹介してくれた
●フリードマンの『フラット化する世界』
これまた、びずくりMLで話題になった、
●ダニエル=ピンクの『ハイ=コンセプト』
に書かれているようなことを、
もっとコンセプチュアルというか哲学的な次元で論じている感じです。
これらの本に共感を得た人はものすごく多いと思うのですが、
そういう方は、さらに考えを進めることができるのではと思います。
一読をオススメします。
ちょっと内容を紹介すると、
まず、時間について、
今起きている問題は、『時間の非同時化』が引き起こしていて、
それが再編されていくという『時間再編』の話。
農業社会でも、工業社会でも、
我々は時間の同時化を進めようとしてきた。
変化が同じタイミングで起きれば、
効率的な成熟した社会になる。
しかし、今、社会が急激に変化を起こしている中、
社会を構成する要素ごとに、
変化のスピードが違うことが問題を引き起こしている。
それを、高速道路を走る車に例えて、
100キロ・・・企業
90キロ・・・社会団体(この認識は新鮮!)
60キロ・・・家族
30キロ・・・労働組合
25キロ・・・政府官僚機構・規制
10キロ・・・公教育
5キロ・・・国際機関
3キロ・・・政治構造・議会・政党
1キロ・・・法律
と表現しています。
たとえば、
全速力で変化する企業に対して、
数十年前の法律がその活動を阻害するというのは
最も極端な実例。
1つ1つ、その速度と理由について説明されていましたが、
納得感がありました。
次に知識の話、
人は「常識」「一貫性」「権威」「啓示」「時の試練」「自然科学」の
どれかまたは複数を信じる基準として使っている。
その中で、
「自然科学」以外の基準は自分で進化する力を有しないので、
十分に注意する必要があるといっています。
私は「自然科学」をそこまで信奉していませんが、
自分で進化する力が内包されているかどうか?というのは
キーワードだと思いました。
空間と時間のテーマでは、
世界の中で富を得られる空間は流動的で、
知識と時間と空間を密接に関連させて相互作用を上手く起こさないと、
富が逃げていくという話がありました。
古い産業、古い文化、古い社会構造にとらわれていると
富が逃げるということです。
ところで、
『富』をトフラーは、金銭的富のことではなく、
それを支える不可視の富が重要であると言っています。
ボランティアや地域の公共活動などの価値を論じているという意味では、
ドラッガーの『ネクストソサエティー』と共通のテーマです。
蛇足ですが、
私は『ネクストソサエティー』を読んだときに、
この『びずくり』をやっていることの意味について、
非常に自信を深めたのですが、
今回、この本を読んで、
びずくりがもっと先の価値を追求する可能性を確信しました。
そこについてはまた、論じたいと思います。
久々の盛況!虎ノ門ランチ会
ここのところみんな忙しくて、
2~3人しか集まらなかった虎ノ門ランチ会でしたが、
今日は、6人が終結。
また、今年金融庁に入った堀さんが初参加。
大変そうだったが、がんばって欲しいものです。
お盆なので、
ちょっとゆっくり考える時間が取れそう。
この半年~1年くらいの動き方について考える。
イチくん、お兄ちゃんに
予定日から10日も遅れましたが、 
やっと第2子が生まれました。
ちなみに、私と同じ誕生日です。
一人目が1/10のえべっさんの日で、
二人目(と父親)が天神祭りの日生まれという
(大阪の)お祭り一家になりました。
3480gの男の子で 、通常よりは大きい子なのですが、
一人目が”特大”だったため、えっこんなに小さいの?って感じでした。
お兄さんになったイチくんは、
赤ちゃんを不思議そうに見ていました。
まだ、よく分からんみたいですが、
「よっ、お兄ちゃん!」というとケラケラと笑うので、
もしかしたら、ちょっとは分かっているのかも・・・
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