本日開かれた総務委員会で、委員長の職権で突如、郵政改革法案の採決が行われ、与党の賛成多数で可決されてしまいました。
昨日の本会議で訴えた解任決議案の趣旨は、委員長には馬耳東風のようです。

郵政を民営化するとき、総務委員会での審議時間は総計120時間にも及びました。
民業圧迫が必至の今回の法案は非常に重要なもので、関係者や有識者の意見を聞き、十分な審議を尽くして、適切な方向を定める必要があったはずです。
しかし、昨日の深夜の本会議で趣旨説明が行われた後、今日の午前・午後の合計6時間で採決されてしまったのです。

前回の改革のときの、20分の1です。

あまりにも無茶苦茶な委員会運営、断じて許すことはできません。
また、このような法案の内容も、到底納得できるものではありません。

参議院でしっかり議論して頂きたいです。
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