決算行政監視委員会の分科会での質疑が始まりました。
今日は内閣府本府の行政刷新会議について枝野大臣に30分、警察庁関係で中井国家公安委員長に30分質問しました。

枝野大臣には、前回の決算行政監視委員会で聞き残した、独法改革の在り方と、今月20日からの公益法人の仕分けについて質しました。国民の皆様からの批判の多い点を、政府としてしっかりと検証していく仕組みを調えるよう要請するとともに、先日明らかになった「健保料の事業主負担が民間より多い」事例にも適切に対処することを求めました。

警察庁関係は、県議時代から関心を持って取り組んでいる問題です。まず、昨年の分科会に引き続き、宮城県での警察官1人当たりの人口負担率が、ここ10年で見ても全国2位~4位の間で高止まりしているという事実を取り上げました。生活の安全の確保のためにも、警察官の適正配置を検討するよう要請しました。
その他、NHKなどのテレビ番組や懸賞金制度をもっと活用した検挙率の向上、再犯率を下げるための就労支援の強化、犯罪被害者に対する支援の充実を要請しました。中井大臣からの答弁から前向きな決意は感じられず、残念です。
来年の分科会でも警察官の適正配置を取り上げると予告したので、何らかの形をしめしてもらいたいです。
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