今朝は近所の忍ばず池に5時半から散歩に行ってきた。

この後、身体が痛まなければ良いのだが.........

 

ソメイヨシノは、まだ咲かない

咲いてる花は、せいぜいこんなもんだ↑

↑これだとなぁ。

春爛漫の気分が出やしない。

やはりな、

げに一刻も千金の眺めをな--ににたとうべき

だよ

 

「花は盛りのみ見るものかは」

などとほざいたのは、例によって兼好だ

「咲きぬべきほどの梢、などこそ、見どころ多けれ」

などと受け、

そして、花鳥風月と男女情愛を混同し、次のように続ける。

「 男・女の情けも、ひとへにあひ見るをば言ふものかは。
あはでやみにし憂さを思ひ、あだなる契りをかこち、長き夜をひとり明かし、遠き雲居を思ひやり、浅茅が宿に昔をしのぶこそ、色好むとは言はめ。 」

 

ホント人生経験の足りぬ坊主だ。

一期一会かもしれない男女の逢瀬と、年年歳歳花相似たりの自然美を愛でることを同じにするな。

 

高校だか中学だかの教科書に必ず出る、この兼好随筆。

教師は、兼好の書いたことが、日本人のたしなみ?めいたことを言うので、半端な優等生ほど洗脳される。

しかし、大多数の日本人は、兼好のことさえ知らぬし、「春のうらら」の歌の情感が好きだろう。

 

千鳥ヶ淵が、爛漫爛漫満開の花を見たいよ。

来年は絶望だし。