1.体力、心肺機能
 ルテチウムのために体力が落ちると聞いていた。特にそんなことは感じなかった。ただ、一度だけジョギング中に心臓に違和感を感じた。帰国後2目くらいのことだった。違和感があったので、念のためにジョギニングをウォーキングに切り替えた。その後は違和感はなし。ホルモン治療を始めて数ヶ月後に一度、ジョギング後に気持ち悪くなったことがあった。今回はそのようなことはなかった。
 二度目三度目の治療では、体力低下もあるのだろう。

追記

ルテチウムの副作用対策として、ステロイド剤ブレドニン(炎症を抑える)と吐き気止めのメトクロプラミドを処方されたが、特段ひどい副作用を感じなかったので、両方とも手を付けなかった。

2.唾液
 ルテチウムにより唾が出なくなると言われていた。自覚はなかった。
3.腹具合
 ビヨンダ座薬のせいだろう、緩くなった。座薬のせいと思った理由は、お腹全体が緩くなったのではなく、直腸付近のみ緩くなったからだ。お腹全体を壊したら、大量の下痢が出るだろう。今回は、少しの下痢しかなく、ごろごろ感はなくお腹の上の方は全く正常だった。
 緩くなったと自覚したので、整腸剤を飲んだが、全く効き目がなかった。直腸のみの異常には整腸剤の効力も及ばないのだろうか?
4.うかつだったこと
 無治療の状態が生じた。
 1/4に癌研で治療を受けた。4週間毎の治療なので、その次は2/1だった。これが受けられず、結局2/14まで先延ばしになった。病院の「入国者は入国後10日間の診察治療は拒否する」という規定のためだ。そのため2週間の無治療状況が生ずることになった。抗アンドロゲン剤カソデックス(ビカルタミド)は在庫があったが、ADTは注射しかない。カソデックスは、もはやCRPC(去勢抵抗性の癌)となってしまっているので、効果は限定的だろう。せっかく大枚をはたいて豪州まで行って治療したのに、帰国後に標準治療を受けられないとは、大きな誤算だ。自分の見通しの甘さが招いたことだ。
5.拉致監禁、監察見張り
 治療とは直接関係はないが、日本に帰国したら否応なく、拘束、監禁の刑に処せられる。入国日を入れて4日間のホテル監禁、その後は4日間のスマホアプリにより監視される。これは豪州からの帰国組に適用される。他の国からの帰国者は、違う期間の拉致監禁、監視の刑に処せられるようだ。
  その監禁の非人道性を知りたい人は、他の人のブログ等を読んでみて下さい。
 自分としては、拉致監禁はやり過ぎだと思っている。帰国前と帰国直後と2回もPCR検査するのだ。2回とも陰性なら、百歩譲っても、3日間の自宅謹慎で十分だろう。尾見黒の潜伏期間は3日だというのが通説だ。
 また、そもそもcovid-19程度の感染症ごときで、検疫法が想定している事態を適用することが過剰であり非科学的だ。

  ホテル監禁後の自宅謹慎中もMYSOSというアプリで監視される。自宅から離れたら警告のポップアップが出てくる。自分の場合は、買い物とジョギングで「至急待機場所に戻れ」と警告された。

  このような政府の過剰な規制が、病院側の過剰規制に繋がっているのだろうから、一刻も早くこの馬鹿馬鹿しい規制を解除してもらいたいものだ。まんぼうとやらが来月まで延長されたと聞いて、岸田さんの無能さを再認識した。