CAB(ホルモン)療法を中断して半年経ち、血液検査の結果は悪くなかった。
これを受け、この半年間の俺の方針、運動で前立腺癌を制圧する、は悪くないと思っている。
日経goodayの記事にもあった↓
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO24637550U7A211C1000000?channel=DF140920160927&nra&page=3
これに類した記事はネット上にいくつかあるし、見ている。
俺の方針は、これらを読んでから決めたものだ。


今は、二段階運動で前立腺癌を制圧するという方針にしている。
まずは、全身運動にて身体全体のテストステロンを代謝させ、血中濃度を減らす。
次に、癌の原発巣、骨転移部の近くの筋肉トレーニングをして、その付近でテストステロンの取り合いをさせる。
原発巣や骨転移部の近くの、大量の疲れた筋肉がテストステロンを取り込み、癌の野郎が取り込む前に減らしてしまう。
この二段階制圧法だ。

つまりは、アンドロゲン産生抑制剤(ゴナックス、ゾラデックス)の代わりに全身運動を、
そして抗アンドロゲン剤(ビカルタミド等、細胞がアンドロゲンを取り込むことを阻害する)の代わりに局所の筋トレを、
するということだ。


原発巣の位置はだいたい分かるし、放射線治療をやった骨転移部も判明している。
ただ、骨に転移していても微小な癌はどこに転移しているかはわからない。
そこで、遠くに転移している可能性は低いと勝手に決めて、尻回りと背中の筋トレに励むことにした。
頭蓋骨などに転移していたら、筋トレもやりようがない、諦める。

骨転移は1箇所との判定となったが、それは病院で分かる範囲の転移に過ぎない。
微小な癌は、間違いなくあちらこちらに根付いている。
けれども、原発巣から遠いところよりも近いところの方が根付きやすいだろうから、尻と背中にしか転移していないと勝手に決めた。



現時点では、ホルモン治療感受性の前立腺がんなので、上記方法は有効だろう。
去勢抵抗性となったら、どうだろうか?
この方法なら去勢抵抗性にもなりにくいと妄想する。
理由は、運動で代謝されるのはテストステロンだけではなく、糖、アミノ酸、脂質、酵素、補酵素など全ての栄養素が代謝されるからだ。
栄養が代謝され、癌の周囲に低栄養状態を作る。

薬は、テストステロンを抑制するだけだから、癌の回りは増殖のための栄養素が一杯だ。
癌の野郎は、そのような状況ではどうにかしてでも栄養素を取り込もうと変わっていく。
そうすると、自分でテストステロンを産生するように変化し、糖代謝活発化→アミノ酸他代謝活発→増殖する、つまり去勢抵抗性の前立腺がんとなるのだろう。

局所筋トレで癌の周囲が低栄養状態となっていれば、自身でテストステロンを産生して栄養と取り込もうという動機?が薄くなるW
癌は眠ってしまい、去勢抵抗性へと発展していくスピードは遅くなるww


癌は細胞であり、多くの細胞は薬への耐性が生じる。
薬効があるのは、細胞の耐性ができるまでの間に過ぎない。
薬によるテストステロン抑制は、いずれ不能となり、去勢抵抗性となる。
薬を使わないならば、耐性なんぞ関係ない。


なんとまあ、素人丸出しの非科学的な発想だろうww
けれども、科学的に去勢抵抗性の前立腺がんとならない方法なんぞ存在しない。
ましてや俺は、GS(グリソンスコア)10の低分化癌だ。
癌の濃度が濃く転移し易く、去勢抵抗性にもなり易いということだ。
CABを続けてもせいぜい2年、薬効が続くかどうかとされている。
医学的に2年もつかどうか分からないような治療を続けることには不同意だ。


ホルモン療法を続け、去勢され、男でなくなり、副作用も甚大で身体も弱くなる。
そんな状況はまっぴら御免だ。

ホルモン(CAB)療法を止めたら、だいぶ体力も回復してきた。
この状態なら、運動を続けられる。
あと3-5年、できれば7年、続けられないか。
人生最後の意地を見せたい。

それでもPSAが上昇し去勢抵抗性になるだろう。
なったらなったで、その時に対処する。