本年 書籍９４冊目
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アマニタ・パンセリナ (集英社文庫)
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中島らも 著
Kindle版セールの中から、表紙の絵を見て購入
読み始めてびっくり
睡眠薬 シャブ アヘン 幻覚」サボテン
咳止めシロップ 毒キノコ 有機溶剤
ハッシュ 大麻 LSD アルコール・・・
終始ドラッグのお話でした
体験談が盛りだくさん
著者がラリる話をするエッセイ
非合法ではなかった時だという主張や
海外だからOKみたいなことが書いてありましたが
いや、ちょっとこれは・・・
当時でもアウトなのはあるのでは・・・
シャレにならない記述がちらほら
でも、精神薬の断薬に、何度も失敗している私には
なぜやめられないか良く分かります
（減薬はできたのよ～、褒めて褒めて～）
主観はもちろん、客観的・俯瞰的な見方もしていて
この方、頭良いんだろうなと思いました
途中でやめられないほど、とても面白かったです
ドラッグに興味がなくても楽しく読めると思います
（興味がある人には与えてはいけない書物かも）
明るいペシミズム
星４つ
★★★★☆
