人生とは…云々 | 黒松

人生とは…云々

人の人生とはホントにわからない。
何がどうなるかなんて考えもつかないもので、いつの間にか誕生日をむかえ、年も越し、性別変更の申し立てもした(昨日だが…)

このblogを始めた頃は、彼女と別れ云々…。家が汚い云々…。性別変更云々と書いていて、たったの数カ月前の出来事が、えらく遠い遠い話しに思える。

現在の僕はと言うと、新しく彼女が出来ました。わーいわーい。
同じ職場の子で年は僕の9つ下…犯罪者か!?とまではいかないけれど~。まあ、若い。間違い無く。
彼女は、ここでは「Pちゃん」と呼ぼう。
深い意味は無い。

性同一性障害の僕とPとの恋愛。もちろん幸せでPのことも大好きだ。この手で幸せに出来るのなら!と溢れんばかりの情熱が燃えたぎる。って大袈裟だが…
しかし、問題が早くも発生してしまっている。

それはと言うと…
Pの母は俺が若かりし頃、今から10年程前からの知り合いで、まさかその娘さんが、同じ職場で働くことになるとは!?で一度驚き、付き合うことになって二度目のびっくりをむかえ、今はとにかくPの母に合わす顔が無く悩んでいる。

Pママに出会った頃の僕は、性同一性障害という言葉も知らず、自分は世界でたった一人の変態だと思っていた。
だから、とにかく女を演じることが生きていく為の術だと思っていた。
だから、Pママにとって僕は「僕」では無く、「私」なのだ…

Pはつい先日ママに僕が性同一性障害であること、僕と付き合っていることを打ち明けてくれた。

すごく勇気がいることで、辛い思いもさせている。Pにもママにも。

ママはきっと思っているだろう。
「なんであいつなんだー!!」
と。

僕で申し訳無い気持ちと、認めて欲しい!そんな気持ちが入り交じり、変な感覚になってしまっている。
そんなこんなで、Pママに手紙を書いてみようかと考えている。

人の人生とはホントにわからない。
どうなるかなんてホントにわからない。

人生ってホント、難しいものです。