いろんな概念が自分にまとわりつき
その「鎧」の中で生きている地球人
生まれた時はまっさらなのに
少しずつ拾い集め
財産にしていく
人生というゲーム
あまりに自然に拾うので
どんな「鎧」を身につけているのか
自分ではわかりません
運気を上げるなんて
自分では無理
こんな自分では絶対無理
じゃあどうする？
そうだ
「神さま」に頼ればいいのだ
だって「神さま」なんだから
なんとかしてくれるに違いない
神社に行き
お札をもらい
神棚を作り
榊を飾り
塩と水と酒と米は
毎日取りかえり
一生懸命祈る
祈る、というより
祈願する
お願いですなんとかしてください、と
必死に願う
（なんとかしてくれ！
私をなんとかしてくれ！
おういなんとかせんかい！💢
神さまやろが！）
その時の状態とは
感謝もなく
自分で自分をご機嫌さんにする努力もなく
どうにもならない自分を訴え
こんなに辛いのだからなんとかしろや！という
実に一方的な態度である
・・ということに
気づかない
そして
こんなにお願いしてるのに
聞いてくれない神さまを恨みだす
願いを叶えるには
自分を痛めつけ
足を血だらけにする
【お百度参り】ではなく
こんなにやってるのだから
願いを聞いてくれ！という態度ではなく
ただただ
周波数
振動数を上げるだけでよいのに
こうせねばならぬ、という
地球の規則を拾ってしまったがために
願いはどんどん遠ざかる
自分の地球の概念とは実に不思議
こうせねばならぬ、といつの日か
おもいこみ
それが自分だと勘違いする
その概念から外れると
不幸が訪れると不安になるのです
毎日
塩と水と酒と米を取り返し
神棚に手を合わせていた
その人は
神さまに
なんとかして欲しかったから
自分のご気分、周波数、振動数で
現実が変わる、なんて知らなかったから
神さまにお願いするしかなかったから
ある日、突然その日が
訪れました
御神体のお札だけは
不敬になるから
触ってはいけません、といわれ
神棚のまわりだけを
拭き掃除していたのですが
その何もかもが
ただの【物】に見えたのです
あんなに
大事にお参りしていたのに
その日
そのすべてが【物】である、という
認識に変わりました
なんと
ゴミ袋に
御神体、神棚ごと
つっこみ
そのままゴミに出してしまったのです
神さまをないがしろにし
不敬を働くとバチが当たる！
そんな思いで
毎日お参りしていたのに
ある日、要らなかった、と
気づいてしまったのです
そこにあったのは
【恐れ】でした
毎日毎日
彼女は自分の【恐れ】に向かって
祈っていたのです
手を合わせていたのは
感謝ではなく
なんとかしてくれ、という
エゴそのものでした
それに突然
気づいてしまい
外側の【物】を排除したのです
バチが当たるどころか
彼女の運気はそこから
一気に上がっていきました
そして今
とんでもなく幸せに暮らしています
神棚なんていらない、とか
そういう話ではありません
自分の感謝を乗せ
日々をありがとうございます、と
手を合わせるのが
本来の神さまへのご挨拶です
その対象となる神棚はあったほうが
ご挨拶しやすいのです
彼女の場合は
違ったので
もう必要なかったのです
自分の心に
ちゃんと神さまがいて
その神さまは自分自身であり
それを大切にすることが
宇宙の理（ことわり）である、と
気づいたからです
毎日毎瞬
感謝をしていれば
外側のものは必要なかった
これをしないとバチが当たる
これをするとバチが当たる＝恐れ
これが一番
人をルールに縛り付ける
効果的なものです
新興宗教などはその際たるもの
教祖様の教えは絶対ですから
離れたら終わり、不幸がやってきます
私たちは
ひとりひとりが
神そのもの
ならば
何を崇め奉る必要はないのです
神さまに手を合わせるのは
恐れからではなく
感謝である
神道や仏教の
さまざまな儀式は
神さまや仏さまや
万物に対する
宇宙への
生きて生かされていることへの
お礼です
神棚を祀るならば
そこに感謝で手を合わせましょう
お願いごとをしてもよいけれど
その前に自分の心を整えましょう
すべて自分、です
自分という神を大事にすることからしか
始まりません
10年たって
彼女は
御神体札をいただき
再び神棚を祀り始めました
もう【なんとかして！】の
祈願ではなく
自分の感謝の心を整える場としての
神棚になりました
本来のお祀りをするように
なったのです
あってもなくても
どちらでもいいのですが
なんとなくふと飾りたくなったらしい
地球のルール
概念
たくさんあります
それに縛られることなく
私たちは
自由に生きていきましょう
絶対にだいじょうぶだから‼️
だいじょうぶ
だいじょうぶ
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