ワンネス


すべてはひとつ


これは

いったいどういうことなのか




正解などなく

人それぞれに

答えがあって良いと思っています





凛子が亡くなり
両親のことも
久しぶりに思い出していました




うちの母は

持病にリウマチがあり

血圧も高く

私が高校生の時

朝、台所で倒れていたのを

発見し

でも持ち直してくれて


その後も

脳溢血などでの

手術を繰り返していました


でも

明るくて

料理や

裁縫が得意で

雑誌を見せては

「こういうの作って!」と頼み

二十歳を過ぎるまで

母が作った服を着ていました


そんな母も

ゆっくり

ゆっくり

フェードアウトするように

亡くなりました


趣味といえば

三味線と琴を

少しだけたしなみ


旅行にも行かず

自分の家と買い物の往復で

人生を終えたようなものでした



でも

母は

きっと

幸せだったと思います



私が旅に行く時は

母を連れていってます


お母さんは

世界を知らないので

なんなら

横浜以外ほとんど知らないので


肉体を持つ私と一緒に

旅をしているのでしょう





リメンバー・ミー、という

ディズニー映画があります




その中に




人は二度死ぬ


一度は肉体の死

二度目は

自分を覚えている人が

いなくなった時の魂の死


とあります



しかし


私たちは

遠いご先祖様の

名前などわかりません



平安時代の

ご先祖様の名前や

存在を覚えている人は

いないでしょう(すべてではない)



でも


ご先祖様、ありがとうございます


と手を合わせた時

彼らはいまここに

蘇るのだと思うのです




たとえ

自分を覚えている人が

いなくなっても


私たちは

永遠なのだと思います



すべてはひとつ




亡くなった人も

生きている人も

精霊たちも


宇宙の中の

同じ存在



私はそう思うのです




みなさまも

愛し方を亡くして

心が痛いかた


たくさんいらっしゃると思います



悲しめるのも

肉体があるからこそ



向こうにいけば

みんないますから!



早いか

遅いか

それだけです


だから


やりたいこと

とっとと

やってしまいましょう



だいじょうぶ

だいじょうぶ







ぴこ

らぶ🩷