今日は節分ですね
そんな日に
肉体を消していった
凛子
あっぱれ‼️
龍子、凛子
凛子の三週間
私がチュニジアから帰り
二、三日してから
風邪のような症状で
鼻がグズグズいっていたのですが
餌も普通に食べていたし
階段も元気に駆け上がるし
元気！！
でも念のため
動物病院へ
鼻の奥が詰まっているので
ちょっと呼吸が苦しいのですね
抗生物質を打ってもらって
様子をみる
それから
一週間後
ぴたり、と餌を食べなくなりました
どんどん
呼吸が荒くなる
血液検査をしてみるが
異常はなし
エコーでみると
喉が若干腫れているので
これが呼吸を圧迫しているのだとのこと
3日後
喉の腫れが
酷くなり
病理検査をする
リンパ腫が判明
え？リンパ腫？
血液は綺麗なのに
リンパ腫？
リンパ腫とは
いわゆる癌です
喉のところにある
リンパ節に
癌細胞が見つかりました
治療としては
人間と同じで
抗がん剤投与が
効果があるが
副作用も否めない
効果は薄いが
比較的副作用がでない
ステロイド投与を選ぶ
ここから
治療のための
栄養剤点滴と
抗生剤投与が
始まります
餌は
ペースト状のものを
シリンジで流し込む
もともと元気な子なので
しかも血液は綺麗なので
体力があれば
もしかしたら
リンパ腫も克服できるかもしれません
食べたくないのを
無理やり口に押し込む
美味しいのだけど
飲み込み辛い
ほんとごめん
ひとりではできないので
病院で食べさせてもらいます
獣医さんも
看護師さんも
本当に優しく優しく
親身になってくれました
いいこいいこ
元気になあれ！と
祈りをこめて
体力が落ちると
いままでできていたことが
できなくなる
定位置の台に
いつものように
ひょいとジャンプして
飛び乗ろうとするが
ずるっと落ちて失敗する
もう一度やってみるが
二度目も失敗する
その時の
本人の落ち込みようったらなかった
身体でがっかり、を表現し
トボトボと部屋の隅に座り込む
いままでできたことが
できなくなると
猫もがっかりするのですね
そこから
一気に弱っていきます
いかに
気力が大切なのか‼️
ひとも猫も同じです
わずかのペースト状の餌ものでも
なかなか喉が通らず
そしてそれだけではとても栄養が足りず。。
日、いちにちと
目に見えて
弱っていきます
ここから
覚悟が始まります
いつ逝ってもおかしくない
毎日毎日
点滴、注射、ペーストの餌
これに病院に通います
仕事で
でかけても
一目散に帰ります
で
もしも
もしも
もしも
冷たくなっていたら
どうしよう、と思うと
帰るのが
怖くて
怖くて
怖くてたまりません
りんこちゃん！と
声をかけると
うっすらと目を開けてくれた時の
喜び！
ああ、生きててくれるだけで
なんてありがたいんだ‼️
最後の三日間は
私が丸一日中
抱っこして眠りました
注射もやめて
餌もやめました
抱っこされるのを
非常に嫌う子で
布団に入っても
すぐに逃げ出す子でした
そもそも寒いところが
好きな子でしたから
布団は暑苦しかったのでしょう
ようやく
抱っこして寝たい、という
私の念願が叶いました
私の腕の中で
スースー寝息を立てて
眠る凛子
そして
ついに
最後の時が来ました
2月2日の未明でした
部屋中をかけまわり
布団に飛びのってくる
あれだけ元気だった凛子
あれ？
なんだかおかしいな、と
思ってから
亡くなるまで
三週間
早かった
でも
私には必要な三週間でした
2月3日節分の日に
火葬葬儀
すべては宇宙の采配
一番良きタイミングで
行われています
いつかは
私たちも
虹の橋を渡ります
みんな待っててくれますね
私はだいじょうぶです
でも
もう少し泣きます
このブログで
こうして
現状をお伝えすることができて
本当に良かった
読んでくださる
あなたがいてくれて
本当に良かった
どれだけ
心強いことでしょう
感謝でいっぱいです
いつもありがとうございます
大好き
愛してる❤
本日締め切り！
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