精霊は信じないけど悪霊や祟りは怖がる謎‼️

知床から帰ってきてます

東京は暖かいですね

春です、春

3月３日です
新月です

SNSをみていると
たくさんのお雛様が
みられて嬉しい

私が子供の頃
7段飾りのお雛様を
母親と一緒に出すのが
とても楽しみでした

お人形もそうですが
おままごとみたいな
茶器のお道具一式が可愛くて
可愛くて

私のおうちは
広くないので
私はおばあちゃんとお雛様のお部屋で寝ていました
（私の寝る部屋にお雛様を飾った）

まあ
霊感の強い祖母と孫ですから
夜になると
お雛様とのお話が始まります

どんな会話だったかは
すっかり忘れてしまったのですが

毎晩
楽しくて
楽しくて

三人官女と
五人囃子たちが
舞い踊るのです

人形たちは
実際に部屋の中を
動きまわります

トイストーリーそのものです

あれはまさに
うちのお雛様たち！

大人は信じない
見えないものは信じない
人間てもともと信じない生き物なのだな、
と子供ながら思ったものです

でもね

信じない、信じられないない、と
言っていながら
怖いものは信じるの

悪霊のたたり、とか
バチが当たる、とか
縁起でもない、とか
そういうのは信じるの
すごくすごく信じるの

楽しい精霊は信じないのに
怖い悪霊は信じるの

なぜ？って思ってました

大人になって
その答えがわかりました

人は不安の中にいると
安心な生き物なのだ、と

精霊なんかいない

でも
祟りや
バチは当たる
というのは
頑なに信じる

恐れの支配というのは
広くはびこり
根強いのです

今も昔も変わらない

能天気に
龍だの神だの奇跡だの
大笑いしてはしゃぐものより