誰かの『あっという間』は誰かの「永遠』である

月日とは

昨日も龍さんからのメッセージにあったが

時というものはあってないようなもの

概念の中にしか存在しない

もし時計がなかったらカレンダーがなかったら

朝日夕陽がなかったら

私たちに時というものは
どう感じるんだろうか

一生懸命なにかに打ち込んでいるときは
時間の経過があっというまである

忙しくて
忙しくて
対応に追われていると
え？もうこんな時間？ってことになるし

ひまでひまでしかたがない時は
時が過ぎるのが苦痛でならない

赤ちゃんの泣き声を一日中聞いていなければならない母親にとって

『大変なのも今だけよ
３歳になったら楽になるわよ
3年なんてあっというまだから』

と言われても

その３年は永遠と一緒だ

いまの一分一秒が長くて長くてたまらない

子供なんて小学校にあがれば楽になるからと言われ、

小学校になったら
中学生になれば分別がつくからもう少しの我慢だといわれ

その当の本人の中学生の子供は
学校が嫌で嫌でたまらなくて
高校に行けばまわりも変わるから
3年なんとか頑張れと言われ

今日一日がすでに怖いのに
あと3年など、やはり永遠と一緒なのだ

社会人になり
理不尽な扱いをされ
3年たてば配置換えになるから
我慢しろ、今やめてもこんな良い就職口はないぞ、と言われても
今日の会社に行きたくないのにあと3年など永遠と一緒だ

『もう少しの辛抱だから』

その時の『もう少し』は
もう少しなんかじゃない

それは
あとからならどれだけでも言える言葉だ

私たちには
常に『今』しかない

良いも悪いも『今』しかない

あと3年の辛抱・・は
我慢している時には永遠であるということを知らないで苦しい人にアドバイスをしている人がとても多い

あなたはそれを
言われてきた側だろうか

言われてきて
涙が出るほど悔しい思いをしてきたの
だったら

それはしかたがないのだ

彼らはその言葉の意味に気がつかないだけなのだから

過ぎてしまえば
あっと言う間の3年

でも
苦痛を前にしてのこれからの
3年は楽しく生きる人の100年より長い

毎日ずっとずっとはりさけんばかりに泣いて暴れている子供を今にも手にかけそうになる母親を前に私たちはなにができるだろうか

そうかそうか
大変だね
よく頑張ってるね
偉いね

そう抱きしめることしかないのではないかしら

もし私が母親だったら

皆んなそうだったのよ
私もそうだったのよ
もう少しの辛抱よ
・・ではなく

あなたが偉い
あなたが頑張ってる
あなたが大変

『あなたが。。。』
そう声をかけて欲しいと思う

もし私が学校に行けない中学生だったら

いつ辞めてもいいよ
我慢しなくていいよ
どんなあなたでも大好きだよ

『あなたが。。』

そう言って欲しいと思う

時とは
人の数だけ存在する

誰かの
『あっと言う間』は

誰かの『永遠』

あなたのいまの苦しみは誰にもわかりはしない

だから

誰か
わかって欲しいの

誰も
わかってくれないの

そう思っても
人はあなたの欲しいものはくれない

今を生きる

これだけである

なんとか今日を生き延びるのだ

嫌でも明日がきたら
また今日がはじまるから

そしたら
また今日を生き延びるのだ

一日いちにちを生き延びるのだ

永遠とも思えるような長い長い今日を生き延びるのだ

それがいまのあなたに必要なこと

そのままでいい

苦しいままでいい

人はわかってくれないのなら

あなたがあなたをわかってあげればいい

よく頑張ってるね
偉いね
大変だね
今、一番私が大変だよね

それをわかってあげればいい

『いま、世界中で一番私が大変である』

それをわかってあげればいい

そのためのエネルギーを私が貸すから！！

そのためのこのブログだから！！

そしてもしあなたが
その時期を経験してきた者であるならば

あなたの大切な人がそれで苦しんでいたらそっと寄り添ってあげてください

私がここにいます

龍さんのエネルギーを持って
ここにいます

だいじょうぶ

だいじょうぶ

Pico Paráconnector
すべてを繋ぐもの