文句をいうのはいつも動かない人

やらない人

外から、やいのやいのいう人

たいていそうなの



私、地域の役員をやっていた時期があります
(うは、似合わないよねww
でもなんでもできちゃうから!私)

仕事をめいっぱいかかえていた時に限って
地域のことまで拾って
やってた時期がありました
(アホや。。)

私が住んでるところは田舎なゆえ
古いめんどくさい習慣がそのまま残っていて今まで誰も変えようとはしない

変えようもんなら批難が飛んでくるから怖くて変えられない

で、そういう批難するのはたいていお年寄り

年寄りを怒らせるとあとあと面倒

だからその年に役員になった人は例年通りにやるしかない
そうやって代々何十年も変えれない 


どんなことをするのかって?

町内会費集める、とか
神社の掃除とか
避難訓練とか
市民運動会に出るとか
他にも、もろもろあるわけですよ


私が班長になった時
会費集めが
あまりにも効率が悪く
めんどくさい風習だったので
それを変えたかった

それまで
毎月毎月一軒づつ集めに行くの

40軒もある家に毎月集めに行くのってめちゃくちゃ大変

その家が留守だったら何度でもいかなきゃならない

お金もらうまで行かなきゃならない

来られるほうも毎月ピンポン鳴らされて
お金を渡すのはうっとうしい

集めた会費はその都度地域の会計担当に持っていき領収書をもらう
そのうちの一割は班の積み立てで
銀行にも入れにいかなきゃならない

地域の会計担当さんも
毎月大変

みんなが大変

良いことなんかひとつもない

これを解決するのなんて
めちゃ簡単でしょ?

年一括払いにすればいい

それだけ

本当はみんなもそうしたい

でも50年、60年くらい続いてる風習を変えるのは怖い
 
怖いのはお年寄りの人の意見

お年寄り(ばっちゃんたち。じっちゃんではない)は毎朝喫茶店にいき井端会議をしておしゃべりに花を咲かせる
その格好のうわさ話の餌になる
(中部地方はモーニングといって喫茶店にいく風習があるby年寄り=ヒマだから)


でも
実際に会費を集めに回るのは
若い世代(お嫁さん世代)

おばあちゃん達は動かない

ふん!!ならばその変な風習を変えましょう、私が!!


ということで
私が班長になった時
ついでに地域の会計担当も引き受けた

全部変えたかったから
全部引き受けた

なんでもこい!

これを変えるのは私しか出来なかったから

私にとってこの地は地元でもなんでもなく
いっときしかいない仮の身で
東京にも家があるし
横浜には実家もある
いつでも引き払うことができる

他の人はここにずっと住まなきゃならないし嫌われたら生きていけないよね

誰かが変えなきゃならないなら
私が変えたいって思った

あ、ここ大事よ

変えたい、って思ったの 
私が!

あくまで私の願望ね

ワクワクしたーっ!
めちゃ楽しかったー!!


ぴこさん
町内会費を年払いに変えちゃいましたよ!


一ヶ月1000円
一年で12000円

年度のはじめに集めればそれで終わり
よろしくお願いします、
これで皆の負担が減ります、と

若い世代の奥さんは大喜び
これで毎月集金の負担が減った
ありがとう、ありがとうと言われた


はい、キターーー
お年寄りのクレームが!


なにしてくれるん?
12000円て大金払えん!!
今まで通りに毎月1000円、気にならない額を払えばいいものを
◯◯さんとこは年金暮らし
そんな年寄りからお金を取るなんて!
ずっと続いてきた風習を変えてはいかん!



・・いやいや
お金を取るわけではなくて
結局は払うお金なわけですよね
一年分が無理ならば半年分でもいいし
なんなら3ヶ月分でもいいっていってるんですよ



それでも
長いことやってきた風習を変えてはいかん!
わけわからんごとなる
 

大丈夫ですよ
わけわかりますって!
百倍スッキリしますって


最後には理由は「長いことやってきた風習だから」となる


毎朝喫茶店にコーヒーを飲みにいくお金はあるが
一年分12000円は払えない、らしい
(あ、喫茶店行くから払えないのか。。)
 
お年寄りたちは
お嫁さんがきてからもう長いこと、自分では集金に回ってない

仕事しながら子育てしながら
会費を集金して回るっていう無駄な仕事をするのは本当に大変

なのに 
長いことやってきた風習を変えると
それだけで不安なんでしょうね
 
私、批難轟々でしたよ(爆)
 

その時思ったの

ああ、私、人から嫌われたくない、って気持ちがすごく強いと思ってたけど

どうでもいい人から嫌われても全然平気だった

私が嫌われたくないのは
私が好きな人
私が大切に思っている人のみだわ、と
その時気づいたの



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・・これが四年前のこと


もうすっかり
会費の年払いは定着して
今までの毎月毎月ピンポンと一軒づつ集めにいってた時代を思うとゾッとする、と
ご近所の奥さんたちは言っておりました
(笑)


やらないヤツほど
文句をいう

地域の役員も
学校の役員も

野球や
ボクシングの観客も
国家中継も
芸能人のスキャンダルも
本のレビューも

関係のないところからふんぞり返って簡単にヤジを飛ばす

じゃあオマエがやってみろや!

っていいたいよね
(っていうと今度はやれない理由をたたみかけてくる)


役員も
試合も
出版も

やったことある人は文句なんて言わない

どれだけ大変かわかってるから
 

やったことある人は
文句じゃなくて
応援するの


頑張ってね
大変だよね
ご苦労さま、って応援するの

文句をいう人はやったことがない人だけ


だから
もしあなたがなにかを言われたとしても
全然気にしなくていい
 
その人は安全なところから
ヤジを飛ばしたい弱い人だから

そんな人から嫌われてもいいじゃない

それよりも
やりたいことやっていこう

自分がやりたい、と思ったことやっていこうね


だいじょうぶ

だいじょうぶ


ぴこ
らぶ♡



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