落ちた時の浮上の方法②

落ちた時の浮上の方法①で

劣等感を愛でる

と書きましたが

落ちる時は落ちれば良いのです
そこで焦って、もがくからエネルギーの消耗をするのです

昔、ダイビングをしていた時のこと

あれは沖縄だったかな
まだ初心者でインストラクター二人とメンバーが数人のグループで潜り、
アオリイカの産卵とか見てキャアキャアと盛り上がっていた

私はイカの産卵には飽きて
綺麗な魚をおいかけていたら
ふっと暖かい海流が流れこんできて
ふわりと身体が浮いてしまった

あ、ヤバい！

どんどん浮いていく
慌てて下に行かなきゃと思っても
身体は上に上にと浮いてしまう

そんな時はPCジャケットの空気調整をすればよいだけなのだが

まだ初心者で、潜ることしか考えられなくて
もがけばもがくほど
浮いてしまい

とうとう海面に出てしまった

大海原に私ひとり

ああ、人ってこうやって死ぬのね。。。

インストラクターは今頃必死で探してるよね

皆に迷惑かけちゃったな

私が死んだらインストラクターは責任取らされるのかな

仕事できなくなっちゃうかな

人をひとり死なせてしまったことを
どうか責めないで生きていって欲しいな、

・・

死の恐怖より
死んでまで人に迷惑をかける自分の情けなさをぼんやり考えながらその場でぼーっと漂っていた

すると
インストラクターの女性が
ブクブクブクと上がってきた

『ああ、良かったー
見つけた！』と

彼女は満面の笑顔で助けに来てくれた

『えええっ！
どうしてわかったの？
しかもこんなピンポイントで
なんで見つけられたの？？』

『あはは
私を誰だと思ってるんですか？
プロのインストラクターですよ
このくらい想定範囲です』

もうね

神だった

神降臨
（あ、下から上がってきたから神浮上、か）

プロって凄い！！

そして彼女はこういった

『ぴこさんが動かなかったのが良かった
パニックになると、無駄に泳ぎ出してしまう人がいるのでそんな時は正直困ります

動かなかったら下からみて呼吸の泡とかで判断できるけど
場所が変わると見つけづらいですから』

あてのない岸を求めて動きまわるより
下でプロの他力を待とう
・・なんて冷静に思ってたわけではない

ただぼーっとするしかなかったのだ

結果それが良かっただけなのだが

浮くときは
どうやっても浮いてしまう

沈もうとしても沈めない
（テクニックを駆使して沈むのはまた別の話）

落ちるときは
どうやっても落ち

浮くときはどうやっても浮く

まかせるしかないの

だから

浮上の方法、などと題名を付けたが

方法を語るとしたら

浮くにまかせるということ

少しでも気分の上がることをすれはよいと言われるけど

落ちた時って何をしても楽める余裕がない

道端の花を見たって泣けてくる
お気に入りのカフェにいっても虚しい
瞑想などした日にゃわんさか雑念が湧いてくる

もう諦めてどっぷり落ちていれば良いのではないだろうか

そうはいってもなにかあがきたい、という方のためには

これは私の経験上ね

①ダンスを習いにいく
ちょいと小難しいのを習ってね
自分ひとりで踊るのではなくちゃんとコーチに習いに行くのがコツ
たいてい頭と身体が混乱するので落ちてるのを忘れる

②スポーツをする
ひとりでランニングとかじゃなく
勝ち負けのはっきりしてて団体競技じゃないやつ
テニスや卓球バトミントン系？かな
バレーボールやサッカーは
自分にボールがまわってこない時があるからね
隙間を作らないのが良いのだ

③映画などいかがだろうか
手に汗握るアクションものや
ホラー系などインパクトの強い系に頼る
無理やり激しい音や恐怖に自分を放り込む

私の体験では

それが一番！！

体験したことしかわからないからね

一度やってみて欲しいのだ

私がこれだ！と思ったものはどんどん書いていくから

利用して欲しい

だいじょうぶ

良くなるからね

おまけ（笑）

ぴこ

らぶ♡

宇宙元旦の翌日はここ！身体と心を緩め、インスピレーションを受け取りやすい状態を作るヨガ無理なく筋肉痛など起こさないヨガ身体が硬い人でも安心なヨガ不思議な世界、目に見えない世界がお好きな方は特にお越しくださいね今回だけ特別にすこーしお土産あります（抽選でね）来月はお休みですだからね、やっぱり来た方がいいよ！！

『ほんとに運気が上がるんですか？？？』

はい、試してみてね！