魔法が溢れた夜

魔法が溢れた夜

たぶんね

そんなんで幸せって言えるの？ってとこからはじまったりするんじゃないかな

Photoby Yuka

チェンマイでね
空にあがるコムローイをみてて感動も、もちろんだけどずっと私、祈ってたのです

（このランタンのことをコムローイといいます）

その２日前にチェンマイ入りをして瞑想を続けていたのは天の計らいだった

瞑想は誰でもできます

祈りも誰でもできます

できますが

伝授を受けて、瞑想を徹底的にやってきた者には宇宙（クウ）との繋がり方が早い場合もあります

場合がある、というのは
あいまいな表現ですが

マラソン経験者と
いきなり1キロ走れ、と言われた人との違いみたいなもんです

1キロくらいならおそらく誰でも走れるけれど
経験者の方が楽に走れますよ、的なもんです

瞑想経験者がすごい、というより
繋がりやすい、ということなのでそこはお間違いなく

私はこのチェンマイの地で四年前から瞑想の合宿を続けてきました

ボブフィックス氏から伝授（儀式）を受け

瞑想を練習してきました

このコムローイあげのシステムは
3人でひとつのコムローイを合図のヨーイドンで会場一斉にあげるのですが
私たちはこのお祭りは
二度目だったので、
仲間のひとりはカメラマンでもあるのでまず一斉にあがる様子を撮り、
そのあとで自分たちのをあげようと話しあっていました

私も動画撮影をして

みなさまにライブでアップしようと思って
一番良い場所を探していました
（私は端の方の席だったので）

自分たちの席は決まっていますが

せっかく来たんです

良い場所を見つけたいんです

一番良い場所は会場のど真ん中

360度くるりとよく見えます

そういえば
ぢんさんたちは会場の真ん中あたり

ぢんさんたちのところにいって写真を撮らせてもらおうかな、と思ってたのですが（だって知らない人のを撮るよりそのほうがいいよねー）
でもそれもなんだか違うみたいなので

また移動して・・

そうこうしている間に
コムローイあげのスタート！！

その瞬間

あ、これは肉眼にやきつけよう
そして祈ろう、と思って途中まで撮影をしてとっさにiPhoneを向けるのをやめました

本当に美しい

いま、ここを味わおう

いま、この幸せを味わおう

本当に心からの感動でした

苦しくなるほどの感動でした

するとね

いまこの場にいる私はもちろん幸せなんだけど

いまここにいなくても
みんなの思いって繋がるんだなぁ、って
そんな感情もどんどん溢れて

まさに魔法が溢れた夜になりました

私は特別な能力者でもなく
霊能者でもなく
ごく普通の人間です

ですが

感覚で繋がってるのがわかります

というか、みんなもわかるんですよ、本来はね

イメージを乗せるだけで繋がるんです

意識は飛ぶんです

だから

楽しいところに行けば楽しいし

暗い人の中にいけばグチのひとつも出るし

どうしよう、どうしよう、と心配してる人の中に行けばなんだか不安になるし、励まさなきゃならない雰囲気になるし

エネルギー（パワー）の濃い人と一緒にいれば自分も高まるし

運の良い人と同じ空間にいれば
わけもなく運があがっていくし

同調していく生き物なんです

幸せって
とっても普通で
こんなんで幸せなの？ってのが幸せなんだなぁ、ってあらためて思ったんです

みんなの願いね

きっと叶うよ