アルハンブラ宮殿。富と権力、その王の苦悩と寂しさ

アルハンブラ宮殿
アラブの王様がここ
アンダルシアのグラナダに王国を築きあげた
富と権力の城

モハメッド王は
城にはいたるところに噴水


ネバダ山脈から水を引き
この宮殿に水を多く取り入れた


砂漠には水が無かったので
この宮殿ではこれでもか、と水を使ったらしい


200人の愛人を囲い
それでも
嫉妬深く
愛人と通じたものがいたら
当事者がみつからなくても
疑わしき者の35人首をはねて
この皿に晒したという

王様のまわりの侍女たちは
ベリーダンスを踊り
その妖艶さを独り占めしたくて
侍女のダンスの姿を見た者の目を潰したともいう


この王はなにを恐れていたのか


これだけの宮殿に住みながら
愛人を200人囲おうが
まったく足りなかったのだ


自分の価値が富と権力だけだと信じていたから


そしてカトリックの王カルロス五世、イサベル女王に追い出された

これをレコンキスタ

（キリスト教による国土回復運動）とう

詳しいことは調べてください（笑）

アラブの王モハメッドの心はいつも苦しかったに違いない


なんだか

遺跡を巡る旅が今までと違ってきちゃったな


あら、素敵な建物ね、というものではなく

深く深く刻まれた歴史に

今私が踏み入っている

ここに住んでいた王は寂しくて 

いつ襲われるかわからない恐怖におののき

誰一人信じられなかったのではないだろうか

アラブの王、彼が幸せだったかどうかはわからないが

時を超えて日出づる国からやってきた

私は幸せだよ

現代のスペインに残る14世紀の巨大な城


アンダルシア、グラナダの丘にそびえる

アルハンブラ宮殿



歴史を紐解くと
そこにはものがたりが現れる



この文様はイスラムのもの

アーチ型のくりぬきがイスラムの特徴

偶像崇拝の代わりにこの幾何学文様

この文様には不思議なエネルギーが宿るという

アラビアの人たちは技術を駆使してこの細工を施した

どんな願いをかけたのだろう

この城壁にもアラビア文字が刻まれている

アラーは偉大なる神、と書いてあるそうな

ここからはカトリック、ロココ朝になる

宮殿からみたグラナダの丘

中庭

三毛猫

写真がこれ以上載らないので

もひとつすぐに記事アップします

次のはすごいよ

イスラムの大天井

すっごい波動を感じると思います

楽しみにしててね

では

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