先日のイベントに私のイラストを描いてくれた方がいらしたのでありがたく受け取りました



私は画伯?なので絵が上手な人に私のイラストを描いてもらえるのは本当に嬉しかった



・・のに



こんなメッセージが届きました




昨日は、まるで個人セッションのようにお話を聞いて下さり、ハグを何回もして下さり、挙句に、ど素人である私の描かせて頂いたイラスト色紙とお米を受け取って下さり、有難うございました

既にお気付きとは思いますが、先日のメッセージで、“受け取って貰えないかもしれませんが・・・”の文面は、卑屈な意味ではなく、[ぴこさんはきっと、今までに数多くの素晴らしい作品を拝見されているから、私のようなど素人の描いたイラスト色紙など、鼻で吹かれ、逆に怒り出すかしれない]という、強い恐れがあったからでした

 でも、今回の私は、“それでもいい。笑われてもいい。お見せしたい!”という気持ちが強かった為、今までの私なら、絶対しない事に飛び込むという、行動に出たのです



~以後略~

===

とメッセージがきました


ん~~これを読んで

せっかくの嬉しかった気分が
一気にベチャっとしぼんでしまったのです



あれぇ

私って

「ど素人の絵など鼻で吹かれ逆に怒りだす人」

・・そんなふうにみられていたのねー

うわぁぁ´д` ;

そうですかね

私ってみるからにそんな感じですかね?

ブログからも今にも怒りだす雰囲気かもし出してますかね?



でね



私はこう返しました




遠いところをありがとうございます
嬉しかったです
イラストもお米もありがとうございます

『私のようなど素人の描いたイラスト色紙など、鼻で吹かれ、逆に怒り出すかもしれない]という、強い恐れがあったからでした』

過去にこういう思いをされたのでしょうか?

もし相手が怒ったとしてもそれは相手の勝手です

あなたには何の関係もありませんよ

ただ、私が鼻で笑い怒り出す人だ、と思われたのは悲しいですが。。

またお越しくださいね
ありがとうございました


===


特にカウンセリングをするわけではないですから
こう、さらっと私の気持ちだけを載せました



きっと
小さいときから否定されてきたトラウマがたくさんあるのだと思う


お前なんか、たいしたものじゃない!
お前には無理
夢などみてないで現実を見ろ!

こう言われてきた人も多いと思います


親は最大の愛を持ってあなたに助言する場合もあるし

世間はそんな甘いもんじゃない、っていう常識の中にいるのでそういう場合もあるし

どちらにしても
親から全否定なわけですよ



昭和の時代
芸術家は喰っていけない、というのが定説でした
今も、かな?



音楽
役者

特にこの3つはくえない代表格
(スポーツもそうだけど)


私も
私の手や指が小さくて
ピアノの先生から
「あなたにはピアノは無理!」

そう言われて辞めてしまい
今ではピアノを触ることもしていません



※こちらのブログ読んでね
あなたの指はもみじまんじゅうのような指だね



そうやって私自身も
手が小さいせいにして

もっといえば
ピアノの先生のせいにして

ピアノから逃げたかったのかもしれません


本当に本当にあの時やりたかったら
子供だったからってやっていたんですよ、なんとかして。きっと


結局
誰かのせいにしてるのは
私自身だったのですね


私だって本当はやればできるのに。。
そんな気持ちを隠したまま

だって手が小さいから
先生が無理って言ったから

そうやって逃げたのは私自身だったのですよ


てことは
たいしてやりたいことじゃなかった


ただ、親にピアノを買ってもらった手前申し訳ない、という気持ちでいっぱいだった

親への罪悪感で悲しかったのですよ


それ
ぜんぶ身体のハンデのせいにしちゃいましたね

ラクですからね

誰もが納得してくれますからね

しかも体罰をする先生ならなおのこと


そうやって
私も「私なんてどうせ!」を
見事に使って生きてきたのです



このイラストを私に描いてくださった方も

自分の描いた絵なんて!という恐れが目一杯あり
それでも勇気を持って
会いにきてくださいました



謙遜ってね
いっけん素晴らしいような言葉だけど
知らず知らず相手を傷つけているのですよ


よくありましたよね


「つまらないものですがどうぞ!」とか

「いえいえ、うちの息子などたいしたことなくて」とか

「うちの嫁などもう何にもできない嫁で!」とか


日本人のへりくだって相手を立てる、という変な習慣

謙遜、
それを言うと相手は必ず
 

『そんなことないですよー、なに言ってるんですか』って返さざるを得ない


ほんとにつまらないものですね
とか

ほんとにあなたの息子さんダメですね
とか

ほんとにあなたの嫁何にもできませんね、
とか

言わないですからね、普通は


謙遜をしておいて相手からは逆に褒めてもらう
というこの悪習

もう平成にはこれ以上もちこしたくないですよね



私だって正直

「たいしたことなくてヘタな絵」をもらいたくありませんて(笑)

だって本人が自信をもって私の絵はたいしたことなくてヘタなんです、っていうものを


ああそうですか
たいしたことなくてヘタな絵ですか、じゃあいただきます、って
そんなの
嫌じゃないですか!


ぴこさんのことを思って楽しく描きましたよ!!

って言われたらすごく嬉しいのに。。



たいしたことなくてヘタな絵、ってのは相手が判断するんです


一生懸命描いて
楽しく描いて
それでも相手がいらない、っていったら
それはそれ

あなたが落ち込むことじゃない

相手に嫌われる前についつい
予防線を張る

それ余計なことですし
相手にも失礼なんです




最後に彼女からメッセージが返ってきました



そんなつもりでなくても、そのような言葉を発する事によって、自分だけでなく、相手をも勝手に決め付ける事になるのですね

確かに私は、母親に言われました
「お前の下手くそな絵など、誰が見る? 有名になるのは、才能のある一部の人間のみ。お前には無い
 何時までも夢物語みたいな事を言ってないで、それでなくてもとろいのだから、しっかり努力しなさい。」と

 今もその姿勢は、残念ながら、変わっていません

 でも、それはその人の概念であって、今の私には、関係のないこと

 確かにそういう人達がいるでしょうが、ぴこさんのように、純粋に見て下さる方もいらっしゃるのですから

 知らない内に、自分に低い値段を付け、ぴこさんにまで、その評価を押し付けてしまっていたとは・・・

 本当に申し訳ございませんでした
 それと、気付かせて下さり、有難うございました

 言葉って、本当に難しいですね
 以後、気をつけます
 
 ぴこさん、本当に凄い方です
 教えていただき、本当に嬉しかった


===


いえいえ
こちらこそありがとうございました

私もまたたくさんの気づきをいただきました


この方はね

まるっと半日かけて私に会いにきてくださったんですよ

で、また半日かけて帰るのですよね


私のところに来てくださる方は
もう距離を超えてしまっています


遠いから
時間がかかるから
お金がかかるから

その世界にはもういません


そんな方がたくさんたくさん会いにきてくださいます


行きたいところには
ちゃんと行く


地球は行動の星  

残念ながら、まだ瞬間移動はできないようです

『どこでもドア』という名の
電車や車や飛行機を乗り継いで乗り継いで
行動するのです



ありがとうございます

感謝でいっぱい!



みんな大好き



ぴこ
らぶ♡



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