普通が嫌なひと、普通に憧れるひと

人生を変えたいと思う時

今のままの人生では嫌だ、とあなたが思う時

一体何が嫌なのかほんとにわかっているだ

ろうか

何が嫌なのかよくわからないけれど

あの人みたいになりたい
あの人のような人生を生きてみたい

だからこの人生は嫌なのだと
そう思ってないだろうか

もしかしたらあなた以外の誰かも
あなたのような人生を生きてみたいと思っているのかもしれないよ

自分のことになると気がつかないのだ

ついつい誰かに憧れてしまうのだ

なぜなら自分の生活が当たり前だから

この生活がずっと当たり前だったから

当たり前の生活はとても退屈だよね

当たり前は嫌だよね

もしあなたが

決して退屈なんかじゃなく
とても厳しい環境にいるならば

あなたは当たり前に憧れるよね

普通の生活

普通の暮らし

普通の家庭

普通って難しいね

普通ってなんだろう

普通の人生を送る人は普通じゃないものに憧れ

普通じゃない人生を送る人は普通に憧れる

私もきっとそうかもしれない

去年沖縄に行ったときのこと

私は1人海辺の素敵なホテルの最上階にいた

オーシャンビューの部屋で落ちゆく夕陽が海に沈むのがとてもきれいに見えるのだ

ホテルのベランダから見た夕陽

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ベランダに座って夕陽を眺めながら

なんて贅沢なんだろうって思った、ら

ふと下を見ると砂浜で人々が夕日を眺めていた

その瞬間なんだか砂浜から見た方が夕陽が海に近く水平線をきれいに見れるような気がした

せっかくホテルの最上階にいてベランダから夕陽が見れるのに

砂浜から見た方が綺麗に見れるような気がしたんだ

その瞬間砂浜に座ってる人達が羨ましくなった

これはどっちか試してみたい

どっちがきれいに見れるのか試してみたい

そう思って私はダッシュでエレベータに飛び乗り砂浜に走っていった

そして砂浜からその夕陽を眺めた

夕陽はとってもきれいだった

そして砂浜からさっきまでいた私の部屋を見上げた

下から見るとホテルの最上階のベランダで夕陽を眺めている人がとても素敵に見えた

私は同時に試してみた結果

ホテルの最上階のベランダから見る夕陽と

砂浜に座って見る夕陽

どちらもすごいし
どちらもとってもきれいだった

砂浜から見た夕陽

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でも

思ったんだ

もしホテルに泊まっていなくてただ砂浜から夕陽を見ていたとしたら

あー、あのベランダから夕陽を眺めてみたいなぁ

いつかはのベランダから夕陽を眺めてみたいなぁ、って思うだろうな

こんな素敵なホテルに泊まっている時でさえ

自分以外の人が凄く良さそうに見えてしまうんだ

あっちの方が良さそうに見えてしまうんだ

結果はどっちでもよかったんだけどね

でもそれって試してみなきゃわからないよね

人はいつでも他人がうらやましいからね

私たちは無いものがどうしても欲しい

能力がない人は能力がほしい

お金がない人はお金が欲しい

彼氏がいない人は彼氏がほしい

子供がいない人は子供が欲しい

無名の人は有名になりたい

病気の人は健康に憧れ

健康な人は儚げな(はかなげな)病人に憧れたりもする

もうキリがない

キリがないものを一生涯求めて終わっていくのか

今ここで幸せになってしまうのか

あなたが決めていい

普通の人は普通じゃないものを求め

普通じゃない人は普通を求める

永遠のループ

あなたはどう変わりたいんだろうか

もしこの世が愛に溢れているとしたら

あなたは一体何をするだろうか

きっと見えてくるものがあるはずだ

人を羨ましく思う時

きっと誰かもあなたをうらやましいと思っている

もう、やめちゃおうか

きりがない事はもうやめちゃおうか

いいじゃん、いいじゃん

落ち込んで
誰かを恨めしくて
誰かになりたくて
誰かが羨ましくて

と思えば

気分があがって
ワクワクして
世界一幸せだなぁ、って思って
優越感に浸って

また

イジイジして
泣いて
怒って
みんなが大嫌いで

笑って
たのしくて
みんなが大好きで

その日その時で気分が違う

そんな自分でいい

そんな自分を愛していこう

そんな自分が素晴らしいんだな、って決めちゃおうよ

決めたもん勝ちだよ！

大丈夫

大丈夫

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