【私が生まれてきたわけ】
カンボジアの子を目の当たりにみた
ほったて小屋で
すごい匂いの中で生活をしている人達をみた
私が行ったところはまだほんの入り口でそこから先は入れなかったが
私が想像していた以上の衝撃が走った
私が生きる意味を探して苦しんでいる、とか一瞬で吹っ飛んだ
生きている、ということが
生きている、意味なのだ
彼らはそれを私に教えてくれるためにそこに存在していた
数年前にアンコールワットに行きたくてカンボジアを訪れた
カンボジアの空港はおしゃれで
南国ちっくでステキだった
ついこの間まで内戦をやっていた国とは思えない
アンコールワット近くのホテルに泊まった
なんだこれ～～！デザイナーズホテルでキラキラでめっちゃ豪華や～～ん！
うわぁぁ(^◇^;)
戸惑うわ～～
カンボジアってもっとこう
質素なイメージだったけど？
なんてこと！
すてきすぎるっ！
ネオンもキラキラであまりの開けぶりになんだか違和感を感じてならなくて
親しくなった現地ガイドに頼みこんで
シュリムアップの外の
人が住んでいるところに(しぶしぶ)連れてってもらった
ベトナムもそうだったが
農道？に入ると道がガタガタでお尻がいたい
椰子の木？でできてる小屋に住んでる人達
時間がないしほんの入り口までだったけど
そこからはあかーん！と入れてもらえなかったけど
椰子の木？でできてる小屋に住んでる人達
学校に行けない子供達
トイレなどない家
これはカンボジアではなく
今年5月に行ったインド
こんな感じの家だった
生きている意味とは
【今、生きている】ということだけなんだ
私は悟ってもいないし
いわゆるワンネスの体験もない
だが
その瞬間に
日本に生まれた意味がわかってしまった
私がいま、こうして私であるために
私の父と母がいなければならなかった
そしてまたその父と母がいた
私達は
すべてを持っている
すべてを持っていると気づくためには
いったん失う、という経験をしなければ
これば絶対にわからないことだった
あまりにもうまくできたこの人生ゲーム
カンボジアを訪れてからこの数年
いろんなところへ出かけて行った
いろんな人に出会いに行った
いろんなセミナーにも参加した
私の持っている
当たり前や思い込み、常識を
疑いたかったから
そりゃ楽しかった
知らない土地
知らない風習
知らない料理
知らない言葉
知らない景色
知らない植物
知らない建物
知らない考え
知らないメソッド
そして
今まで知らなかった人達が出会ったとたんに特別な人になってしまうんだ
知らなかったんだよ
人がこんなにも愛しいだなんて
私はなんにも知らなかった
人がこんなにすばらしい、だなんて
カンボジアやさまざまな難民キャンプでは今日も誰かが命を落としてるんだろう
幼い子供達が命を落としてるんだろう
物乞いしながら生きる子ども達も多いのだろう
でも
今、目の前にその子達はいない
今、目の前にあるのは私の膝の上で寝てる猫たちだ
知らない外国人の私に笑いかけてくれたやせ細って目が異様に大きかったひとりの女の子を思う
どうしてるのかなと思う
でも今、ここにその子はいない
だから次の瞬間、その子のことなんか忘れて
私は楽しい事してるだろう
そしてそれでいい
今、苦しいあなた
今、自由じゃないと思うあなた
自由の意味を誰かと比べないでほしい
あちこちに旅に行くのがだけが自由じゃなく
好きな時好きなことをするのだけが自由じゃなく
誰かに支配されない心があれば
あなたは自由なんだ
仕事で不眠不休でも
それがやっていて楽しければ
私はその時幸せで自由だった
まわりからみたらなんて大変なことをしてるんだ！と思ったらしいけど
大家族がいて
お嫁にきてから一度も友達と遊びに行ったことがなくてそれでも
私は自由だわ！と言ってる友達がいる
私からみたら、なんて不自由なんだ、と思ったが
本人が自由だ！と言ってるのだ
子供にクリスマスプレゼントにトイザ○スのじゃなくて
絵が得意だから絵本を自分で作ってそれをプレゼントするんだ！というお母さんに会った
自由だなあ♡
素敵だなぁ♡
ねー
自由って自分で決めるのよ
幸せって自分で決めるのよ
頑張らない！って定義も自分で決めるのよ
ぜんぶ
自分で決めていい
そして私達は
間違いなく
すべてを持っている
あの日みた
カンボジアの子供は今、ここにはいない
けれど
私ができることは少しはある
生徒さんから預かった私への謝金の一部をその子達に団体を通じて届けるということ
いわゆる募金活動
そういう団体って本当に届いているか怪しいんだよ、と忠告してくれる人もいる
いいんだ
誰かの手に渡ってその人が幸せならば
できれば子供達に届いてほしいけど
自己満足だよ
自分を満足してあげること
ぜんぶ私がしたかったことなんだ
ね
それでいいよね
私は今日も私を可愛がってあげよう
いつもこうして読んでくれてありがとう
あなたへ
感謝でいっぱいぴこでした
ありがとう
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