落日 | 同じ月をみてる

同じ月をみてる

44歳おやじの日記

知らない街を、歩いてみたい音譜どこか、遠くへ行きたい今日この頃です。





宮城県大崎市、就くまで4時間かかったよ(*_*)途中松島で、迷ってしまった。東北自動車道は、クネクネカーブが多くて、勾配があり、走りにくい。

叔母さんが亡くなり、急遽行くことに。。

前代未聞なしょぼん葬儀というべきなのか、先行で火葬することに。お坊さんの都合もつかないらしく、息子らも、これないらしく、実際の葬式は1週間後になった。昨日は、焼き場にいって、遺体は、灰と骨になった。


棺を抱えて、車に乗せる。斎場では、不謹慎だが、小学校の給食運搬のようだ。1階から2階に運ぶエレベーターを思い出した。

小学生のときに、給食委員会の副委員長だった自分は、給食を運搬する作業が好きだった。

エレベーターから、でてきたら、灰と骨になってしまう。

あっけないものだね。これは、もはや順番と、運なのだろうか。

人は亡くなる。死ねば終わりなんだね。


親戚が数人集まっても、とりたてて、話すこともない。

どこか、居心地が悪くて、エレベーターの前には、祭壇が作られている。その前に、ずっと立っていた。

リンゴや、饅頭、お花、ロウソク、線香、一時間ちょっとで、収骨になる。

それを、みんなで待つのです。

いつか、ここに、自分もはいるのだろう。


戻らないエレベーターは、遺体を焼く火葬するための機械。




親が亡くなったのに、息子が3人もいるのに、誰ひとりこない。

息子が病気だろうが、妻や子もいるだろう、代わりにこれるだろう、仕事?仕事してる場合なのか?遠いとか、距離の問題なのか?

単純に来たくないだけだろう

葬式が、遅れるとはいえ、焼かれる前に、親の顔を見に来るのが、人情ってものだろう。

子供らは、誰ひとりこない


収骨された、亡骸は、四角形の箱にすんなりと、おさめられた。

うちの親父が、姉の亡骸を、首から
ぶら下げた。

白い布、骨壺を落とさないためなのだろう。

この役目は本来息子の勤めだ。が、誰ひとりこないから...遺骨は、帰る家もない。

そんなわけで、おれの車に親父と遺骨をのせて、喪主の代わりを勤めた姉の家に向かった。

無事役目は終った。





遺骨を自分の車に乗せるって(笑)←ここ、笑うとこですニコニコビックリマーク

おれは、別に抵抗はなかったです。

何事も経験だ

笑うしかない、うんうんニコニコまあ、うちの親父も、代わりの役目を果たせたし、亡くなった叔母さんも、兄弟に抱えられたら、納得してくれただろう。



死んだら終わりだ


どうせ、順番に死ぬのだから、こればっかりは、仕方がない


その前に、好きなことをして、好きな人にあって、おもしろおかしく、人生を全うした方がいい

タイムリミットは限られてるから


みんな、おもしろおかしく、楽しく、自分の人生を生きて欲しいビックリマーク


ここで、一曲ビックリマーク


君は生まれ音譜僕に出会い

春を憂い音譜秋をみた

記憶を辿る過程で、あどけない君の写真に

認めたのは、僕が所詮季節すら知らないこと

いまでは声もなくした、君だけが映す月花

宛にならないことばかりって

嘆いたこの舌の根でさえも

かわく前に期待を仄めかす

まるで手ごたえの得られぬ夜

また一つ小さく冷えてゆく

生命をいだいた


音譜雪に生まれいつも笑い、雨を嫌いここにいた

たしかなのはただ唯一、君のさっきまでのぬくもり

何が悲しいと聞かれたって、何も悲しんでなどいないさ

ちょうど太陽がさっただけだろう

微かな希望と裏腹に、ごく当たり前にしらけきった、夕日を迎えた


ひとりきり置いて行かれたって

さよならを言うのはおかしいさ

ちょうど太陽がさっただけだろう


僕は偶然君に出逢って

ごく当たり前に慈しんで

夕日を迎えた


さあ、もう笑うよ音譜






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