さて、こんなジオラマ。ちょっと作ってみたいかもというレアな方に、簡単に書いておきます。
 

■まずは設計図づくりから

1号2号には『自分でこうしたいっていう、思いを形にしてから作ろう』と話しました。


なのでまずはどんなキャンプ場がいいのか絵を書いてもらいました。


最近の地図歩きもそうですが、PDCAのP(計画)⇒D(実行)を意識してみてます。

 

なーーんてカッコいいこといいましたが、この絵ならあってもなくても支障はないっすけどね笑ニヤリ

 

 

このとき参考にしたのがコチラ

 

 

ミニチュアごはんの作り方が書いてあるのですが、後半はジオラマづくりも載ってるのです。

 

 

実際の作りかたは、ネットの情報をほとんど参考にしました。

※やっぱ本の作り方って本格的で金がかかるというか、そこら辺に売ってないんですよ。

 

 

やっぱりイメージを膨らますには、本が一番。この本を見て、作りたい!と言い出しのが最初なのです。


 

◼️材料をそろえよう

 

各種木や砂は、すべて100均でそろえました。

もう、ほんと100均めちゃすごいです。
ジオラマ系の品ぞろえは、Seriaが一番!


100均以外なのは、

1ベース:銚子丸の3~4人前のお皿1枚

※たまたま家で週末に寿司食べたから笑

 

Google先生で調べると、100均のフォトフレームやコルクボードを板代わりにして作れるみたいです。

 

お次は
 

 

2水代わりのレジン液
※ワタシが買ったのは25mLで2500円くらいです。実際に使ったのはその4分の1くらいかなあ。結構お値段しますが、100均で少量売ってます。池程度なら少量で十分だと思う。
 

◼️①土台づくり

ネット情報を読み、まずはどのジオラマも紙粘土でベースをつくるらしい。

『まずは皿全体に、紙粘土を貼るべし!』

 

べたべたべたべた


『設計図に書いた、海、山をどこに作るか、自分たちで粘土で境を作ってみてー』
 

海や砂浜の境を紙粘土でべたべた位置きめ。
 
 

砂浜にしたいところは、砂の隙間から紙粘土の白色が見えるとカッコ悪いかなと、後から木粉ベースの紙粘土を使用しました。

 

 

ちなみにダイソーで買うときは「木粉粘土」、Seriaで買うときは「木かるねんど」という名前のようです。
 

◼️②山をつくるぞ

全部紙粘土で作ればいいやと思ったんですが、紙粘土が3袋あっても足りない。
無理無理。お金かかりすぎ滝汗

というわけで、ベースは別で作り、周りに紙粘土を貼ろうというプランに変更。
※ちゃんとGoogle先生で調べると、こういう大物をつくるときは発砲スチロールを使うようです。

これ大成功ラブラブ
 

ティッシュペーパの空き箱と段ボールを使って、山と坂道を作成。
※発泡スチロールじゃなくても全然問題なし。むしろ子供でも形を整形しやすくめちゃ便利。

 

 

隙間や表面を紙粘土でペタペタ。

あ。あの茶色紙粘土部分が『木粉粘土』です。やっぱこっちのほうが土っぽく見えますよね。
 

◼️③海づくり

さて、どうつくろう。

単に青い絵の具で塗るだけではのっぺりしてリアルさが足りないえー

ってことで・・・


①絵具で青色を塗る。深いところは濃い色。
②水の透明感をだすためにレジン液を塗る。
 

 

深いところで濃い色という話をすると

『夏の伊豆の海も海の底は暗かったね』

『そうそう!』

と。リアルとしっかり結び付いてるご様子。

 

ネット情報ではアクリル絵の具を使われていることもありますが、水性絵具で全然問題なし。

 

ただやっぱり絵具で塗っただけではリアル感がとぼしい。そのために②のレジン液の出番なのです。

 

本格的なのだと、レジン液を数cmの厚さで埋めたりしてますが・・・正直そんなに使ったらもったいない!ニヤリ

 

というわけでわが家は、絵具のふでで一生懸命のばしました(笑)。

 

筆でのばして数mm程度の厚さしか濡れてないのですが、それなりの光沢感がでたかな?って感じ。

※ネット情報では、100均のプラ板を貼るっていうのもあったのですが、ちょっと海が広すぎてダメでした(笑)。

反省点としては、紙粘土がベースなので、ヒビ割れが目立っちゃったなあと。

次は考えなきゃなあ。

 

◼️④砂浜づくり



この砂浜かなりほんものぽくないですか?

※自画自賛ですみません笑。

 



(上)100均貝殻砂セットの砂

ボンド1:水2

これを紙粘土の上に・・・マジ砂浜爆  笑
ボンドの上から砂を塗ると、固まり切れない砂がボロボロと落ちるのですが、この方法はしっかり固まるし、最高!ラブラブ

今回は砂浜なので、特に砂への色付けはなし。




海との境は色が混じって「ああ!」って言っちゃったものの、これが意外にいい感じに薄く混ざり合って、波っぽさを演出してくれます。


子供が作る自然の産物にはかなわないなあ。
 

■⑤山肌づくり

これも砂浜と同じ

ボンド1:水2

100均貝殻砂セットの砂

 

今回は山なので土色にしようと、茶色と黒色の絵具をまぜまぜ。

これもふつーの水性絵の具です。

色付け以外は、砂浜と素材は全く一緒なんですが全然違うように見える。

 

ここからが元地質屋出身の母のこだわり。

 

『やっぱ土は一色ではリアルさがでない。地層にせねば』
 

まん中がすこーーーし、色を薄くしているのです。個人的には、かなりほんものっぽいのではと爆  笑


それにしてもこのボンド+水+砂混ぜ方法が本当にいい。
砂こぼれしないし、そして紙粘土のひびわれもしっかり修復してくれる。本当に優れた方法です。


ふーこれでベースはだいたいできた感じです。


紙粘土を乾かしたり、砂ボンドを乾かしたりと間に1~2日ずつ待ち時間が必要なのでここまででだいたい1週間くらいです。


長くなってきたのでまた次に。。。ニヤリ