高橋暁子のソーシャルメディア教室 -4ページ目

インタビューされています(シティリビング、テーミス)

シティリビング大阪版にインタビューされた記事が、ネットで読めるようになっています。
TwitterやFacebookの使い方について答えています。
こちらです。→(これ

雑誌月刊テーミス9月号にインタビューされた記事が掲載されています。
46ページの「資源エネルギー庁「ツイッター原発情報」監視の狙い」という記事です。
お持ちの方はご覧になってみてください。

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売り手ではなく消費者のための数値を—大潟村あきたこまち生産者協会を訪れて

秋田県大潟村に出かけてきた。
大潟村とは、八郎潟を干拓してできた村だ。
八郎潟は、かつて琵琶湖に次ぐ第二位の広さを持つ湖だったが、干拓、つまり水をくみ出して湖水を干上がらせ、そこを村としたのだ。

村の大半が広々とした田園地帯で、見渡す限り視界を遮るものがない。
もうじき刈られるだけとなった重い稲穂の近くを、無数のいなごや小さな蛙が跳びはねる。
気候がとても爽やかで、伸びやかで美しい土地。

そこで交わされる「放射能」という言葉は、とても違和感があった。
この美しい土地にそぐわない言葉だと感じた。
けれど、これが今の現実なのだ。

  ☆

大潟村あきたこまち生産者協会は、自分で米も作り、販売もしている民間企業だ。
米を粉にして、麺類などの製品を作り、販売もしている。

あらゆる扉は害虫が入らないように開け放し厳禁、奥の扉を閉めてから外に通じる扉を開くようになっている。
生産管理も徹底しており、残留農薬などのチェック、品質管理チェックなどをする専門の部門もある。
ある部屋に入る場合は、帽子をすっぽりとかぶり全身を覆う服を着て、エアーをかけてやっと入ることができる。
何重にも丁寧にチェックされた米は、虫食いや基準を満たさないものはけして混じらない。
その徹底した管理が信頼され、多くの顧客に愛用され続けてきた。

3月11日に東北北関東大震災があり、放射能漏れが起きた。
それは、現時点でも続いている、日本が抱える大きな問題の一つだ。

食品の汚染は中でも関心が高い。
水や牛肉に続いて、今危険視されているのが、新米だ。
暫定基準値は、500ベクレル/kg。
つまり、「1キロあたりの検出量が500べクレル以下なら販売できる」ということになってしまったのだ。

「500ベクレル/kg」という数値の持つ意味を正しく理解できる日本人はほとんどいないだろう。
さらに、これは短期的に摂取しても問題ないとされる数値だという。
今後長く続いた場合、どんな結果が出るかは誰も分かっていない。

白米から放射能が出る。
その心配は杞憂ではなく、実際に茨城の米からは玄米の時点で2~30ベクレルが検出された。
白米にしたところ検出されなくなったというが、この報道で茨城県産の米は売れなくなったという。
「自然界にないものを口にしたくない」という心理の表れだ。
放射能への恐怖が高じて、新米は食べず、古米を食べようという人まで現れるようになった。

米の生産者にとって、「新米ではなく古米を」といわれることほど悲しいことはないだろう。
大潟村あきたこまち生産者協会は、信頼を取り戻す方法を考えた。
そして考えついたのが、「自社での放射能測定」だ。

今回初めて知ったのだが、検査機ごとに計れる限界値が異なるのだという。
1べクレルまで計れるゲルマニウム半導体検出器が、現時点最高の測定器となる。
たとえば50ベクレルまで計れるものだと、40ベクレル含まれていたとしても「検出せず」となってしまうというわけだ。
現時点最高の測定器を使った上での「検出せず」が重要であることが分かっていただけるだろう。

同社でも、「最初は本当に出ないのか不安があった」という。
「万が一出てしまったら売る米がなくなる」という声が社内からあがった。
売り手としては売れなくなるのは困るので、数値に余裕を持たせて緩くさせておきたいのが正直な信条だ。

しかしその時、「消費者として自分が食べるものなら何ベクレルがいいのか」と聞いたところ、「ゼロ」という答えが返ってきた。
社長は、これが答えだと思ったという。

「自然界にないものが口に入るのは嫌だ。口に入れない。その決意の表明が、”一ベクレル以下”だったわけだ。
財団法人日本穀物検定協会という外部の団体が1べクレルまで計れるゲルマニウム半導体検出器で計測し、「検出されず」という結果になった。

「万一出たら、出たといいます」と社長は言う。「それが信頼だから」。
これまで残留農薬や品質チェックをしてきたように、ごく自然な流れで放射能も自社で調べ続けている。
それが品質を高めることであり、信頼を保つために必要だからだ。

  ☆

子どもに放射能の含まれる食物を食べさせたくないのは、保護者として当然の心理だ。
その当たり前の心理に立って振る舞ってくれる企業があることを知り、ほっとすることができた。

保護者は、そのような意識の高い企業の製品を選ぶようにすることで、子どもを守れる。
できれば、このような企業がもっともっと増えることを願う。

安全なお米と安心なお米

9月6日、7日と、秋田県大潟村に取材に行きます。
大潟村あきたこまち生産者協会の涌井徹社長のお誘いによる、大潟村での米の生産と安全性を見に行く旅です。

  ☆

「給食の牛乳は産地がどこのものか分からないので水筒を持たせている」
「給食を食べさせたくないので弁当を持たせている」
そのような保護者のエピソードが報じられることがあります。

その行動を「過剰だ」と考えるでしょうか。
保護者なら、その気持ちが分かるのではないでしょうか。

私は元小学校教員です。
保護者の皆さんの心理はとてもよく分かります。

保護者は、「最終的に我が子を守れるのは親だけ」と考えます。
子どもを守るためならどんなことでもできるし、何をしても惜しくないと考えます。
一度放射能が検出されて以来ミネラルウォーターを買っている子どものいるうちを、数多く知っています。

  ☆

いま、米は「古米を買え」というと言います。
「放射能汚染の心配がないから、新米より安心」なのだそうです。
「米の暫定基準値は500ベクレル」とされており、500ベクレル未満なら”安全な米”として出回ってしまうからです。

保護者なら、そんな信頼できない数値を下回っているかどうかではなく、きっぱりと「放射能に汚染されていない」ことを求めるというのに。
よく分からない安全な米ではなく、本当に安心できる米を…

そんな時、生産者の努力によって、安心に食べられる米があると聞きました。
それが、大潟村あきたこまち生産者協会の米です。


「食について、『安心安全』は1つの単語として語られてきました。しかし今回の原発事故と放射能の問題以降、『安心』と『安全』が完全に分離されてしまった、と考えています」(涌井社長)


国の基準とは別に自ら測定し、何と「検出限界値1ベクレル/kg以下の米しか出荷しない」というのです。
それが事実なら、保護者の皆さんにも安心して美味しい新米を選んでもらえることになる!

保護者の皆さんに、子どもたちに、少しでも安全なものを正しい情報と共に伝えたい。
この情報が信頼できるものかどうか、責任を持って確かめてきます。

【新刊】Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本

「Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本」が7月28日に発売開始になります。

その名の通り、Facebook×Twitterのビジネスへの取り入れ方を、20以上の詳細な実例と共に解説する本です。
大企業だけではなく、中小企業や個人経営まで様々な規模の例を取り上げているので、参考になるケースが見つかるはず。
業種も、メーカー、工業、小売り、飲食店、不動産、銀行、旅館、個人など、様々なタイプを取り上げているので、自分と似た例を見ると参考になるでしょう。
具体的に効果を聞いたり、数値もできるだけ入れてあります。

Facebook×Twitterでビジネスに成功したい方、儲けたいという方は必見です!

なお、本書のFacebookページもあります。
そちらでは、本書の裏側の話の他、最新のSNS関連ニュースもご紹介しているので、ご興味がある方は覗いてみてくださいね。(→これ


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facebook meet up! vol.9 「フェイスブック愛」を大いに語るナイト!登壇決定


高橋暁子のC教室*mixi、SNS、ケータイ、Web2.0、ネットと教育、ウェブサービス、ベンチャー、ネット規制-ミートアップ


Facebookのイベントに登壇することになりました!

facebook meet up! vol.9
「フェイスブック愛」を大いに語るナイト!です。


著者としてFacebookについて語ってきます。
新刊「Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本」の告知などもさせていただきます。

来られる方はぜひいらっしゃってください♪





Open 19:00 Start 19:30 End 22:00 (予定)
前売り券2000円 当日券2500円(飲食代別途必要
​・ビール¥600など)

チケット詳細情報は以下の東京カルチャーカルチャーwe​bサイトでご確認ください♪
http://tcc.nifty.com/cs/ca​talog/tcc_schedule/catalog​_110713203617_1.htm

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facebook meet up! vol.9
「フェイスブック愛」を大いに語るナイト!
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facebookのイベントやセミナー主催で活躍する「​あの人」だちをゲストにお招きし、フェイスブック愛を大​いにトークしちゃいます!


【速報!】
フェイスブックを愛する出演者続々決定なう!!


【出演者】

☆神田 敏晶
http://www.facebook.com/kn​nkanda

☆熊坂 仁美
http://www.facebook.com/hi​tomi.kumasaka

☆サニー久永 (久永陽介)
http://www.facebook.com/ey​e22therapy

☆坂田 誠 (ソーシャルマジシャン)
http://www.facebook.com/ny​attta

☆上田 修子(札幌在住のテクニカルライター)
https://www.facebook.com/u​edanaoko

☆高橋 暁子(ITジャーナリスト)
http://www.facebook.com/ak​iko.takahashi2


【企画・ナビゲーター】
☆岡村 信一  (Bacars)(株式会社フェイバー副社長)
http://www.facebook.com/ba​carsbacars


【企画・司会】
☆テリー植田 (東京カルチャーカルチャー・プロデュー​サー)
http://www.facebook.com/pr​ofile.php?id=701952097



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新刊が7月28日に二冊続けて出ます。

一冊目は、「Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本」。
FacebookとTwitterを組み合わせてビジネスに活用するためのポイントを、20例以上の事例をあげながら具体的に解説している、ビジネス活用本です。
ブランディング、カスタマーサポート、サイト流入増加、販売促進など、様々な目的別の具体的な取り入れ方が分かるので、ビジネスパーソンにはお勧めです。

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二冊目は、「Facebookで就活に成功する本—ソーシャルメディアを活用して希望の会社に入る法」です。
こちらは、Facebook・Twitterなどを使い、ソーシャルメディア就活をして、就活を成功に導くためのガイド本です。
就活全般に対するアドバイスや、ソーシャルメディア全般の使い方も分かるかも。
ソーシャルリクルーティングに興味がある人にもお勧めです。

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これで著書は10冊になりました。
今年はまだまだ出し続ける予定なので、今後ともお楽しみに!



シティリビング大阪版7月8日発行でインタビューを受けています

シティリビング大阪版7月8日発行で、Facebook​・Twitterの使い方についてインタビューされてい​ます。
最近は女性向けの媒体でも、こういうのを特集する時代になったんですね~。
「Facebook×Twitterで儲かる会社​に変わる本」(http://tinyurl.com/3qgu2gk ) の書名も掲載されています。

入手できる方はご覧ください​。
入手できない地域の方は、こちらをどうぞ!



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「Facebook×Twitterで儲かる会社に変わる本」7月末発売開始

ただいま、急ピッチで7月末に出すFacebook本のゲラチェックなどを進めています。
二冊同時刊行になりそうです。どちらも単著です。

表紙画像や目次などは近日公開させていただきます。
かなり気合いの入った内容なので、お楽しみに!

なお、これに加えて5冊分以上の依頼がきております。
大半は年内に刊行になると思います。
テーマ的にも面白いので、こちらもお楽しみに。

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変わる学校のケータイ所持ルール、東日本大震災を機に教育現場で見直しの動き

3月11日の震災で、学校の携帯電話所持ルールが見直されています。
携帯電話のリスクと、安全確保や情報取得ができる面が秤にかけられた結果だと思います。

多くの学校に話を聞いてレポートしていますが、興味深いお話がたくさん聞けました。
実際に所持の方向に変わった学校の例が多く載っていますので、ご参考にしてください。(→これ


子どもにケータイもたせていいですか?/高橋 暁子
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成功に導く一番の近道なのか、ビジネス利用急増「Facebook」

J-CASTで、共著のFacebook本を記事にしていただきました。

「成功に導く一番の近道なのか、ビジネス利用急増「Facebook」」というものです(→これ

書籍の内容も分かるので、良ければご
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一読ください。