mixi「危機感あるが、頭打ちではない」 | 高橋暁子のソーシャルメディア教室

mixi「危機感あるが、頭打ちではない」

やっぱり書いておきます(→参照


mixi

mixiのアクティブ率(3日以内にログインしたユーザーの割合)が低下し続けています。
2006年11月までは7割を維持していましたが、昨年末には6割を切って58%にまで落ち込んでしまいました。
うーん、このグラフを見ると確かに苦しいですね。

PC向けmixiのページビュー(PV)も07年半ばごろから下落が続いており、mixiモバイルのPVが上回りました。
その頼みの綱のmixiモバイ ルのPV成長率も、最近鈍化気味です。

最近「mixiで出会った」という話は確かに聞きません。
かつてのように、「会ったらマイミクになる」こともないし、マイミクの日記も減少しています。
かつては日記が多すぎて一人最新一日記のみ表示となっていたのに、今となっては全部を表示しても大した量にはなりません。
だからこそ、「おすすめマイミクシィ」などのインディーズ機能が追加されたというわけですね。

はてぶコメントを見ると、「足あとが」「業者が」という意見が多いようです。
わたしの周囲にもそのような声は多く聞かれますし、わたし自身そのようなメッセージをもらって通報したこともあります。
業者対策はmixiが早急に取り組むべき課題ですね。


しかし、「それでも6割近くある」とも言えます。
「大人世代を対象としたPVの高いモバイルサイトはmixiモバイルしかない」とも言われています。
動画系(ニコニコ動画、YouTube)にかなりのPVが取られている今、それ以外のこのようなサイトの存在は意義があると思います。


mixi2


幸いなことに広告単価は上昇の一途をたどっているようなので、この資金力を使って改善に励んでいただきたいと思います。
今ならまだ間に合うと個人的には思うので、何とか挽回していただきたいですね。


Googleのすべてがわかる本/水野貴明
¥2,940
Amazon.co.jp