大岩山頂から野寺城跡への分岐に向かって下山する途中で石垣らしき石組(※写真下部)を見つけてルートから外れて斜面を下る。
2ヶ所の石垣遺構と削平地。
さらに下ると小さな谷筋(横堀?)。
その東南に土塁状の高まり・・・、
この土塁上を通り南へ、
南端に石組遺構?
その下は、大岩山と野寺城山の鞍部であるシナド越の細い道。
西側にある案内表示に従って
野寺城跡の登山路に取付くと、
直ぐに右手に城跡からの派生尾根。
削平地、登城路を固める郭?
直登する整備された道を登ると、
楕円状に削平された主郭。
西側に「井戸跡」と標柱のある凹地。
北西に遠望できるのは、
琵琶湖岸の水茎岡山城
(※300mm望遠)。
南側の尾根筋を下ると帯郭?、石垣?、土橋?・・・両側に畝状竪堀。
再度、上りに・・・、上り切ったところは円形の削平地。 郭跡?
その先、一度下って、また上ると見晴台状のピークに出た。櫓台?
小さいけれど連郭式の縄張り遺構。
シナド越の分岐まで戻り、雛壇状の平坦部(竜王山遺跡)を通って、
前回も訪ねた天神山古墳群Ⅰ支群5号墳へ・・・。
墳丘に上がり形状を確認。やはり、前方後円墳に視える。
5号墳のあるのは、前方部の左先端部。
だとすると、祠のある後円部にも石室があるのか・・・?
前回は入れなかった4号墳の石室を確認。
奥壁の鏡石は2枚が並ぶ。
その右側壁側に副室?の凹み。アルファベット「L」字のような平面プランを持つ。雪野山北麓の八幡社古墳群・46号墳(前方部石室)と同じ珍しいタイプ・・・羨道・副室・主室と列に並ぶのではない。
この両古墳とも玄室の大きな鏡石のほか、玄門に巨大な石材の「まぐさ石」が印象的・・・琵琶湖周辺の古墳に多い。
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