(前面中央の錆点は飛青です。ガケではありません。)
ご覧のように、元時代の龍泉窯青磁にしては、青磁の透明感と光沢は弱いほうで、生産時期的には、
南宋の青磁色に近いですが、刻文と仕上げ工芸のレベルを考慮しますとやはり元時代初期のものかと当方の判断をくだしています。
なお、茶道具や食器の漆方盆は漢の時代から上級品として使用していました。特に堆朱の漆盆は南宋から始まり、元時代で繁栄しました。写しは軽くで壊れにくいから、元時代のモンゴル貴族が好まれたためである。特に長盆は肉や果物の盛器として豪快な食事に向かいます。
こゆう文化背景の影響の下で、宋から元の青磁窯も、長盆を制作していました。汝、官、均ともありますが、遺品は非常にすくない。
宋~元の龍泉窯の青磁方盆の伝世品は私は2点しかみたことがないです。元の時代の堆朱長方盆をモチーフしているので、当時の流行を乗った特製品だと分かる。仕上げは官窯ほど精良ではないので、一般的元時代の龍泉窯製品は民用品ばかりで、土が荒いから精密な彫刻には向いてない。
しかし、薄手に仕上げ精良な景徳鎮窯は元の時代に入ると青白磁だけではなく、白磁ものも始まってますから、けれども、
薄手でサイズ大きな盆は壊れやすいかと思われますほで、遺品が見たことがないです。
内のお客様たちも、この長方盆をみたことがない、初めて見たとの感想が多い。それは買い止めの原因かと思います。
私も皆様へお勧めしていますので、内はやはり珍貴希少な古陶磁しか買わ取りしないので、いいものですよと推薦します。
ワンヒント:高台足の焼紅色や、周辺の高温より青磁が不均等に黄色ぼく変色している。この状態は古代の柴窯で焼いた証拠です。
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