'Ladies and Gentlemen'という呼びかけの言葉があります。ladiesはladyの、gentlemenはgentlemanの複数形で、日本語で言えば、「みなさん」、「諸君」、「紳士淑女のみなさん」といったところでしょう。あまり意味はなく、がやがやしている会場でスピーチを始めるにあたってみんなに注目してもらいたいときなどに聞かれます。新幹線では日本語のアナウンスの後に英語のアナウンスがありますが、その際にも聞かれます。'Ladies and Gentlemen, we will soon make a brief stop at Nagoya.'などです。いきなり本題に入ると内容を聞きそびれる恐れがあるので、聞き手に聞く姿勢を作ってもらうため、とも言えると思います。
今回ここで考えたいのは、ladiesとgentlemenの語順です。必ず'Ladies and Gentlemen'であって、'Gentlemen and Ladies'とは言いません。レディーファーストだから?でもboyとgirlの語順は'girls and boys'よりも'boys and girls'のほうが一般的です。
'gas and electricity'は単語の長短がはっきりしています。日本語では「電気、ガス、水道」という順番で言うことが多いですが、英語では'electricity and gas'とは言いません。gasは1音節、electricityは5音節です。
「大学と短大」は'colleges and universities'、ジェーン・オースティンの小説『高慢と偏見』はPride and Prejudice、同じく『認識と感受性』はSense and Sensibility、この前取り上げた映画『ワイルド・スピード』
の原題はTHE FAST AND THE FURIOUS、という語順になります。
お客さんに紅茶かコーヒーかを聞くとき、'Would you like coffee or tea?'ではなく'Would you like tea or coffee?'がいいでしょう。ちなみに、日本語ではレディーと言うことが多いですが、ladyの発音は「レイディ」としたほうが英語の発音に近いです
They are particulary hazardous for one's health, Mr...? だが健康にはよくない。ミスター…。(ラオルのセリフ)
Bond. ボンドだ。(ボンドのセリフ)
Mr Bond. ミスター・ボンド。(ラオル)
次にチャプター13での一場面です。
Gustav? グスタフ。(ベリティのセリフ)
Verity. And Mr...? ベリティ。ミスター…。(グスタフのセリフ)
Bond. James Bond. ボンドだ。ジェームズ・ボンド。(ボンド)
今回取り上げたいのは'Mr...?'という表現です。Mrは男性の姓や姓名の前につけて「~さん」や「~様」という意味を表すmisterの省略形ですが、ここでは相手の名前がわからなかったり思い出せなかったりしたときに使われる表現です。007シリーズでは非常によく出てくる表現です。ジーニアス英和辞典によると、「名前を思い出せない時、このように言うと相手はSmith, Roy Smithのように名乗るのが普通」とあります。Mrに限らず、女性の敬称であるMs、医者などの敬称であるDrなど、敬称を人名の前に付ける英語だからできる表現ですね。「山田さん」のように敬称を後ろにつける日本語では、「えーと、どちら様ですか」や「どなたでしたっけ」などと聞くしかないと思います。この場合は英語のほうがシンプルでいいですね
my name is Taro. My hometown is Osaka-prefecture, but I'm living in Yokohama city
この文はどこを直す必要があるでしょうか。内容ではありません。書き方の問題です。
では答えです。
my name is Taro. My hometown is Osaka-prefecture, but I'm living in Yokohama city
① ③ ② ④ ⑤
下線を引いた部分を直す必要があります。①、文頭なので大文字にしなければなりません。Myと書きます。②、ハイフンが不要です。prefectureは「府、県」ですが、この場合は2語で大阪府という固有名詞ですので、Osaka Prefectureと大文字で始めるのが無難でしょう。ちなみに、東京都はTokyo Metropolisで、北海道はHokkaidoでいいでしょう。③、hometownは文字通りhomeのtownで、Osaka Prefectureはtownではないのでおかしいです。'My hometown is ~'と書くからには~には市町村が来なければなりません。ですので、この場合は、'My home prefecture is Osaka Prefecture'か'My hometown is in Osaka Prefecture'とします。hometownは1語、それ以外はhome prefecture、home country、home planetなどと2語で書きます。④、②と同じく横浜市という固有名詞ですので、Yokohama Cityとします。⑤、文末にはピリオドが必要です。
My name is Taro. My hometown is in Osaka Prefecture, but I'm living in Yokohama City.
TOEICの勉強方法としていろいろなものが考えられますが、あれもこれも手を出すとまずいと思い、今回はTOEIC TEST DSトレーニングというDSのソフトをひたすらやることにしました。このソフトは結構おすすめできます。このソフトでは実力テストといってTOEICの形式のミニテストを受けられ、推定スコアを出してくれます。今見返してみると、最低が690点、最高が900点台とかなりばらつきがありますが、テスト直前に受けた実力テストのスコアが870点に落ち着いているという奇跡も!
話し言葉と書き言葉とでは、文法、語彙、用法など、様々な点で相違が見られます。書き言葉ではあまり使われないのに、映画などを見ているとやたらと耳に入ってくる言葉があります。そこで今回は、ロブ・コーエン監督、ポール・ウォーカー主演の映画THE FAST AND THE FURIOUS、邦題『ワイルド・スピード』を題材に、manとgoddamnの使われ方をそれぞれ観察、分析してみようと思います。