Olympus mini (JBL 2115+2402) の製作は、今回で一応終了の予定です。

 

想定していた通りに非常に良い音が出ていると感じます。

これまで作ったOld JBLのシステムと比較して負けません。(箱は小さいのに)

 

No.69 JBL D208(2110)+075 のシステムより少し穏やかな感じです。

D208(2110)の音圧レベルが97dBと超高感度なのが原因かもしれません。

(高感度であるほど張りの強い音が出るようなイメージを持っています。)

 

No.77 JBL LE10A+075+マルチアンプのシステムより少しシャープな感じです。

これは、LE10Aの口径が大きく振動系の質量が大きいのが原因と思います。

 

唯一の懸念は遮断特性が緩やかなのでその影響がどの程度有るか?です。

2115の分割振動域の成分が十分に抑えられず影響が出るかが心配でした。

聴いた感じでは、影響を感じる事は有りませんでした。

寧ろ高低の帯域受け渡しが滑らかなのが良い結果に繋がっているようです。

 

そこで、居間の自分用机のSPを【No.39 Lancer 101 mini 】から入替えました。

音は、明瞭度・定位感・微小信号の反応が何れも大幅に向上しました。

f0のQ低下により低域の共振によるボンつきも解消しました。

音量ATT30~40dB附近の微小音量(ピークで2~20mW)でも楽しめます。

カミさんが「良い音になったねぇ!」と言ってくれたのが嬉しかったです。

 

【中央はOlympus mini 、左右のはNo.39 JBL Lancer 101 mini  擬き】

 

【32型液晶TVの両側に配したOlympus mini (ユニット配置は2115が外側)】

 

【32型液晶TVの両側に配したOlympus mini 】

 

実は、昨年末に新型コロナ感染で肺炎となり重症化して緊急入院しました。

3週間で退院出来たのですが、主治医に「死んでたかも・・・」と言われました。

危うくあの世に旅立つところだったので、やりたい事はやっておこうと思います。

という事で、スピーカは出来たので、歪率計の設計・製作が次の計画です。