JBL LE10Aと075の2ウェイをマルチアンプで駆動したシステムの紹介です。

 

LE10Aを使う事にしたきっかけは、YouTubeで見た動画でした。

「万理音の音とDIYチャンネル」というチャンネルで公開されているものです。

「【オーディオ女子まりねの音響研究室】vol-24 これだ!JBL LE-10A 永遠なるジムランサウンド! 一つ目小僧参上!」を見て嬉しくなりました。

 

50数年前、10代の私が一番欲しかったのが、JBL LE10Aでした。

大き過ぎない25cm口径・当時異様に低かったf0に惹きつけられました。

その当時、非常に高価なJBLなんて買える筈がありませんでした。

実際に買えたのは、1000円以下だったCoral 6A7でした。(一番安かった!)

 

6年前に中古をようやく手に入れて凄く嬉しかったのを覚えています。

早速、山水のSP-X1の箱(改造し、小型化)に入れて暫く聴いていました。

(中高域はLE85等のドライバ+ウッドホーンでしたが、少し納得出来ず)

他のスピーカを使うようになってからは置台と化していました。

 

TouTubeに触発されて、久しぶりに使う事にしましたが、エッジが硬化・・・

ランサロイ・エッジ用の軟化剤を使って復活!

中高域は、今回は075を使う事にしました。(相性の良化に期待)

 

2115+075で使っていたチャンデバとパワーアンプを、使う事にしました。

 *30 非常に音の良い2ウェイ・チャンネル・デバイダの紹介

 *28 No.17,19の「大変音が良い低歪小型パワーアンプ」改の大量(?)生産

 

最初は、LE10Aが寝覚めで少し鈍く、クロス周辺を薄く感じる事がありました。

毎日1~2時間、色んな音源で鳴らしたところ、一週間位で不満が消えました。

D208(2110)+075 は音源に依っては僅かに神経質な面を見せる事があります。

それと比べると、全体に少し穏やかでリラックスして音楽に浸れます。

微小音の応答も良好で、大きなホールでのライブ音源で残響が長く響きます。

 

何でも楽しめるので、メインで使っていけそうです。

 

【LE10Aの表裏(16Ω表記ですが、DCR実測4.8Ωでした)】

 

【LE10Aの仕様(f0は20Hz(当時の表記では20cps))】

 

【左側は箱入りのLE10Aと上に置いた075 右側はD208+075】

 

バスブーストの使用に依り低域下限は35Hz程度までカバー

 

【バスブースト込みの特性は青色カーブ(赤色がブースト特性)】

 

【スピーカ群の全景】

 

【オマケ:鏡山公園の紅葉】