なんとか今年中に音についての感想の第一報を書いておきたいと思いました。 

 

ですが、音自体に触れる前に、仕様について記しておきます。 

小さい(幅255x高さ375x奥行219mm)ですが1台当たり9.2kgと、意外と重いです。 

(箱自体も重いですが、ウーファとツィータは合わせて3kg以上もあります。) 

山水SP-30は、4.5kgなので、ほぼ同じ大きさながら2倍以上となりました。 

(重いのは、箱自体が鳴り難くなるので、良い事だと思います。) 

 

音楽を鳴らす前に準備運動を行いました。 

 1.20Hzの1~2mm振幅で6時間駆動(12月1日) 

 2.ピンクノイズの小音量で6時間駆動(12月2日) 

 

そして、いよいよ音楽再生です。 

最初は、ウーファがほぐれてなくて、低域不足、且つ、雑味が感じられました。 

毎日小さな音で何時間も鳴らし続けて1週間経ち、ようやく良い感じになりました。 

 

12月10日、非常に良い音が出ていると感じます。 

鳴らすにつれ、低域端の音圧が上がってきました。 

雰囲気としては、JBL 2115+075と良く似た音になったので、少し驚きました。 

帯域に不足は無く、尖ったところが無く、滑らかで、透明感のある音となりました。 

2115+075と比べると、低域の伸び感、余韻の長さ、高域の自然さで少し負けます。 

(これは、マルチアンプとLC分割の違いによるものが大きいと思います。) 

 

鳴らしている環境です。 

外側にJBL 2115+075を置き、その内側にL101mini擬きを置いています。 

中央付近にパワーアンプ(2115+075用が2台(+チャンデバ)、L101mini擬き用が1台) 

(No.28及び075用のNo.19改のパワーアンプと、No.30のチャンデバ) 

パワーアンプの置台には厚さ28mmのブビンガ単板を使っています。 

 

【スピーカとパワーアンプの配置】

 

【右側のスピーカの配置】

 

 

【右側のスピーカ・ユニット】

 

 

そのうちに、これに合わせたチャンデバを作り、マルチアンプ化したいと思います。

 

追記 

低域の量感と伸び感を補う為、バスブーストを使っています。 

No.14のプリアンプで、バス・ブーストのツマミが1時半~3時の間で使っています。 

 *1時半:上昇開始周波数(+3dB点)120Hz、100Hzで+3.8dB、50Hzで+7.5dB 

 *3時:上昇開始周波数(+3dB点)200Hz、100Hzで+6.5dB、50Hzで+11dB