生きるは死ぬ事で、

好きは嫌いで、

愛する事は憎む事で、

逃げる事は想いを連れ回し続ける事で、

永遠を知ったのは有限に縛られていると知ったから。


自分を保つのは崩れる自分のイメージがあるからで、

その儚さの隙間でグルグル廻る自分でも他人でもない存在に翻弄されて、

少しづつ喜びと哀しみは一つになってゆく。

それが孤独の引き合う力なら、蒼い星に想いを馳せるのは擦れてゆく空のようで、

いつかこの心と誰かの心が一つになるのは時間だけの楽しみだとしたら、

いま目の前の人を愛するのもその隣にいる人がそうする事の理由を考えずには居られない。


紙くずを地面に投げ捨てた音で気付く事があるなら、

なんて他人より偉い紙くずだろう。

紙くずは友達だなんて言えはしないけれど、

煙草なら幾分か理解が得られるだろうか。