ようやくらしくなったと思ったら、寒い日が続き師走も真近。

 今年最後となるだろう水墨画を描く。

 いつもの事であるが、題材を想い浮かべるのに苦戦している。

 認知機能の低下して苦戦しているが、あちこち旅行した頃を思い出しながら

 描くのも認知機能に効果があるのではないかと描きました。 

  

 今年最後の水墨画 

     

「無心」     60号     

 

                                

 

 2004年から始まったベトナム旅行。2007年ベトナム経由で気温15度から40度の世  

 界カンボジアへ。憧れていた遺跡だ、二人だけのツア-で自由に観る。アンコール(街)、トム(大きな)と言われるだけあって、ジャングルの中で発見された遺跡は

 広い範囲にわたっていた。

 アンコール遺跡群  「タプローム」

 ガジュマルの一種、スポアン「榕樹」の巨木が遺跡に絡みついた寺院、成長し続け

 る木は、ゆっくりと遺跡を押し流している。崩壊した回廊を巡ると、精霊が現れそ

 うな不思議な世界が。

 バンテアイスレイでは、レリーフの美しさはアンコ-ル隋一であるという「女の     

 砦」を意味する。この遺跡は紅色の砂岩で造られていて、美しいレリ-フが、

 「東洋のモナ・リザ」として有名な、デバター像は素晴らしかったです。

 今回の水墨画は、その雰囲気を出すのに苦戦しました。

 

    

 

  作品の題名は、短い言葉で付けたいのですが、良い言葉が浮かびません。

 お力をお貸しください。コメントお待ちしております。

 第57回

    七彩会展

         個性派水墨画

 

  令和6年5月1日~5日に開催決定

  会場 佐倉市立美術館!...Gc’市民ギャラリー

    自分自身の個性を発揮した、作品作りに励んでいます。

    楽しみながら、七彩会展にお越し頂く皆さんとの出逢い

    夢見ながら、頑張っています。

   

 こんな水墨画を描きました。

  おわら風の盆

    富山県富山市八尾地区で毎年9月1日~3日に夜通し行われる。

    越中おわら節の哀切感に満ちた旋律にのって踊る。

        女踊り(優雅)

          男踊り(勇壮)

    哀調のある音色を奏でる胡弓の調べ

 じつは、この祭りは体験したことがなく、NHKの2時間に亘る特集番組

 を観て、静かな祭りに魅了された。

 胡弓の音、静かな男女の動き、すべてに感動し空気の流れ、男女の情を

 描いてみたいと描き始めました。

 指導者 綿貫先生に良い評価いただきほっとしています。

 

 これからも頑張って描き続けます。

 

個性派水墨画 ― 第56回七彩会展 ―が猛暑の中無事終了し、多くの

観覧者がお越し頂き、温かいご支援ご指導をいただき、自分にとっては今

までにない七彩会展になり、未だに感動と感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

年々老いを感じ、作品の裏打ち作業、額装、会場への搬入作業、展示が

   大変になってきました。しかし頑張らなければならないと、あの白黒の世  界の中で、皆さんにお逢い出来ないから。             

 

 

春雪・駒つなぎ桜     50号

 

自分は、長野県飯田市座光寺で生まれ育った。南信州には古来から多くの

桜の古木が残されており、限られた地域で、多くの名桜が見られるところは

全国的にも大変珍しいといわれている。

飯田市の隣、昼神温泉で有名な阿智村の山奥に咲く一本の桜

駒つなぎの桜

源義経が奥州に下る時、馬をつないだといわれる一本桜。

雪が舞う出逢いを描いてみました。