ようやく秋らしくなったと思ったら、寒い日が続き師走も真近。
今年最後となるだろう水墨画を描く。
いつもの事であるが、題材を想い浮かべるのに苦戦している。
認知機能の低下して苦戦しているが、あちこち旅行した頃を思い出しながら
描くのも認知機能に効果があるのではないかと描きました。
今年最後の水墨画
「無心」 60号
2004年から始まったベトナム旅行。2007年ベトナム経由で気温15度から40度の世
界カンボジアへ。憧れていた遺跡だ、二人だけのツア-で自由に観る。アンコール(街)、トム(大きな)と言われるだけあって、ジャングルの中で発見された遺跡は
広い範囲にわたっていた。
アンコール遺跡群 「タプローム」
ガジュマルの一種、スポアン「榕樹」の巨木が遺跡に絡みついた寺院、成長し続け
る木は、ゆっくりと遺跡を押し流している。崩壊した回廊を巡ると、精霊が現れそ
うな不思議な世界が。
バンテアイスレイでは、レリーフの美しさはアンコ-ル隋一であるという「女の
砦」を意味する。この遺跡は紅色の砂岩で造られていて、美しいレリ-フが、
「東洋のモナ・リザ」として有名な、デバター像は素晴らしかったです。
今回の水墨画は、その雰囲気を出すのに苦戦しました。
作品の題名は、短い言葉で付けたいのですが、良い言葉が浮かびません。
お力をお貸しください。コメントお待ちしております。