今年の個性派水墨画 第57回七彩会展 

   5月1日(水)~5月5日(日)

   佐倉市立美術館 市民ギャラリー  

                   開催決定いたしました。

 

咲き続けているカランコエです。

今冬、元気付けられている花です。

 

昨年の年末は、忘れられない年となりました。

定期検診において、脈拍数が少ないと診断され専門病院を紹介され

検査を受け、このままでは突然死の可能性が高いと診断された。

実は12年前に突発性心房細動であると、生まれつきの心臓が奇形心臓で

機能的には問題ないと診断されていた。しかし80才を超えて心配になり

手術を受けることにしました。病名は・完全房室ブロック・

8日間の入院でペースメーカーの植込み手術

退院日に義姉の死の報があり、帰省。正月には認知症状の姉ではあるが

青春時代の全てを知っていて大変お世話になっていたので、反応を期待

していたのに。こんなわけで師走から生死の想いが続く中で、

描き始めた水墨画

今まであまり使わない青墨”蒼苔”で描きました。

自分も認知機能の低下が始まり、いろいろと思うところが出てきて

無理のない優しい色合い、ほっとする情景、力が入っていない表現

今でないと描けない作品になりました。

手前の木は、北海道の友からの写真にはなかったが、構図上入れました。

木は、膠液を使って今までにない描き方で描きました。