作品決定、題名の決定、裏打ち作業、額装、搬入作業、と七彩会展までは
二か月余りあつたが、あっという間に過ぎ 第56回七彩会展 は開幕した。
これまで、会展期間中を日々更新していたが、今年は一年老いたせいか、また
仲間の突然の病気で、不参加になり来観者の対応に日々過ぎ、今年は記録となり
ました。
七彩会展しかない、会場入り口あるチャリティー色紙は、
七福神の一人である<福禄寿>を描かせていただきました。
福~幸福(子孫繫栄)
禄~財宝(金運をたかめる)
壽~長寿(健康的な生活を送れる)
『 今回の出展作品 』
生身(しょうじん)の仏 60号
心ゆさぶる姿
鎌倉時代の仏師、快慶の代表作で東大寺にある阿弥陀如来像。
鎌倉時代になると、人々は仏がこの世に姿を現すこと(来迎)を願い、生身(しょ うじん)の仏との出会いが
死後の極楽往生を約束すると信じた。 彼岸(あの世)の像--->此岸(この世)の像
つながり 60号
題名は、いろいろと想いを参考にしました。有難うございました。
つながった芋、孫とじじ、ばばのつながり決めました。
来観者から笑顔が…。嬉しかったです。
初すべり 50号
コロナ禍前の2019年描いた作品。
孫たちがまだ小学生で、水上高原の初スキ-に挑戦。スキ-板に乗る指導を受けている様子を記録。
午後になると、スイスイとゲレンデを楽しむ姿にびっくり!
思い出しながら描きました。
受け継ぐ獅子曳 全紙
長野県飯田市座光寺(元善光寺で有名)で毎年3/31~4/1に行われる江戸時代後期に始まったとされる
伝統行事。 麻績神社の春祭り。
隈取りをし、後頭部に大きなのしを付けた獅子曳の三兄弟が、暴れる獅子をなだめながら練り歩く,梅王、 松王、桜丸。赤天狗、烏天狗、はやし屋台、越後獅子の舞、おかめ、ひょっとこ…。
最後は、これまた有名な「麻績の里舞台桜」の前で、獅子の幌に立てられた「獅子花」を奪い合う。目が見えない獅子は暴れまわり、阻止しようとする。樹齢350年になる花弁が5枚~10枚の珍しい桜の前の光景は。怖くて逃げまくった思い出となっている。
思い出の物を、詰め込んだ心象画です。
アドバイザー綿貫先生作品 星屑の彼方 ・ 森の中 ・ 慈 愛
猛暑日が続く中、
七彩会展にお越しいただきありがとうございました。今後とも温かいご支援ご指 導をよろしくお願いいたします。
来観者 563名
色紙チャリティー 26,861円
佐倉市社会福祉協議会に届けさせていただきました。