こんにちは、あっきーです☆
前回は吉原彼岸花に出てくる桜華屋時雨様のグッドエンドまでのストーリーを中心に語らせてもらいましたが、今回は一定の条件を満たさなければ攻略することのできない真相ルート、そしてその真相ルート後に迎える事のできるエンドの1つ、彼岸花エンドについて語りたいと思います( •̀ω•́ )و
あ、今回はPC版じゃなくてPSVita版ね。
という訳で、前回同様注意事項を。
これより先は……
①18禁ゲームの内容に触れています。それなり の描写や表現があります。
②スチルやゲームの真相部分に関するネタバレを含みます。
③あっきーの個人的な見解やおかしなテンションの文章が含まれます←
どれか一つでも引っかかる方は回れ右してください(_ _)
では、始めます。
まず、このルートで明かされる真相は大きく分けて以下の4つの事柄について。
①不気味な呻き声の正体
②時雨様の過去
③凛ちゃんが桜華屋に来ることになった本当の理由
④時雨様の本当の想い
というわけで。まずは心して①からいきましょうか…
とりあえず途中までは通常の時雨様ルートなので、座敷で倒れて時雨様に優しく看病されて、お粥を食べさせてもらってほっこりしておいてくださいw
平和なのはここまでです←
真相ルートが解放されると、不気味な呻き声が聞こえてくる場面で「耳をすませる」・「立ち去る」という2つの選択肢が出現します。
「立ち去る」を選択すると通常の時雨様ルートに 入りますが、ここは勇気を出して「耳をすませる」を選択します。
ホラー系の映画のCMがTVで流れただけで即チャンネル変えるくらい怖がりなあっきーさんはこの時点ですでに怖い←
というか、この呻き声自体聞くのが怖くて音量消しちゃうから未だに聞いたことないんですけどねw
で、耳をすませて声の出所を探っていると、どうやら何故か時雨様のいる内証から聞こえてくる模様。
思い切って部屋の中へと声を掛けてみるも返事が返ってくる気配はなく、恐る恐る内証へと足を踏み入れる凛ちゃん。
すると、本来そこにいるはずの時雨様の姿はなく、代わりに内証の縁起棚の一部が外れ、その奥に地下へと続く階段があることに気付く。どうやら呻き声も地下から聞こえているっぽい…:(´◦ω◦`):
嫌な予感しかしない中、そろそろと階段を下りていくと。
声を荒らげるでもなく至って普段通りの穏やかさを保ったまま、全裸の遊女を縛り上げて酔いしれたように笞を打つ時雨様の姿が…!!
不気味な声の正体はこの遊女の悲鳴だったという。
そしてその遊女とは、深夜厨房で泣いていたり、手首に縛られたような跡があることを凛に目撃されていた新米遊女の糸里だった。
時雨様の通常ルートでは、様子がおかしいことを凛ちゃんが気にかけていたものの、何もしてやれないまま糸里は足抜けしてしまい、その件で凛ちゃんが気落ちしていることを見抜いた時雨様が気晴らしにと茶屋に誘ってくれたり香を買ってくれたりしてたんですよ…
まさかあのときめき展開の裏でこんなことが行われていたとは…。恐ろしすぎる(;ω;)
で、何度も糸里を笞打ち、意識を失ったのかその悲鳴が途絶えると、今度はこれまでの穏やかさから一変し、狂ったような笑い声をあげながらその首を時雨様自らの手で締め上げていく。
その一部始終を目撃し、恐怖で動けずにいた凛ちゃんでしたが、さすがにこれはまずいと飛び出して行こうとしたところで、時雨様の様子がまたしても一変する。
自らの行動に愕然としたように糸里の首から手を離して絶叫し、床にうずくまって震え始めたかと思えば、「やめろ、来るな」と何かに怯えるように叫びながら、悲鳴を上げて後ずさるという…。
何でしょうかこれは……私がしてるの乙女ゲームだったはずだよね??
怖いよ……怖すぎるんですけど……!!!!
(当然この場面も音量はオフね☆)
で、凛ちゃんもさすがに耐えきれなくなって、その場から逃げ出すという…。
問題は、凛ちゃんの存在に時雨様が気付いていたかどうか。
きっと気付くよね…だってあの時雨様だもの:(´◦ω◦`):
その翌日、糸里が桜華屋から失踪したと騒ぎになり、皆は糸里が足抜けをしたんだろうと思い込んでいるけれど、地下室での出来事を目撃した凛ちゃんは嫌な予感しかしない。
結局糸里の行方は知られることはなく、手掛かりは何も掴めないまま時間だけが過ぎていく。
凛ちゃんにとって優しく尊敬できる楼主だった時雨様に対して恐怖と不信感が日に日に募っていき、これまでのように目を合わせて会話することさえままならない状態に。
何に対しても勘の鋭い時雨様が凛ちゃんの異変に気付かないはずはないのに、いつもと変わらない様子で何も言ってこないから余計に怖いんだよね←
とりあえず糸里の件は一旦ここまでなんだけど。
時雨様が廓の寄合に出ていて不在のある時、遣り手のお菊に頼まれて書類を内証の箪笥に仕舞いに行くことになった凛ちゃん。
引き出しの中の書類も整理しようとあれこれしているうちに、ある引き出しの底板が二重になっていることに気付く。
凛ちゃん、またしても嫌な予感w
いけないと思いつつ、板を外して中に仕舞われている書類らしきものを取り出すと…
それは凛ちゃんが桜華屋で過ごした10年の間したため続けた両親宛ての手紙。
出したはずの手紙がどうして時雨様の元にあるのか。疑念を抱く凛ちゃん。
その時。
「そこで何をしているんだい?」
( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)
帰ってくるんじゃないかとひやひやしてたんだけどやっぱり時雨様帰ってきちゃった!!
怖気づきながらも時雨様に手紙の件を問いただすことに。すると、時雨様から思いもよらない事実を聞かされる。
今も元気で故郷にいると思っていた両親は、営んでいた呉服屋の経営難を苦に凛ちゃんが吉原にきてすぐに命を絶ってしまっていたこと。
凛ちゃんを傷付けたくなくて、時雨様は今までそれを言えずにいたこと。
だから、凛ちゃんが書いた両親宛ての手紙を出さずに止めていたこと。
そして、たまに凛ちゃんの両親からの贈り物だといって凛ちゃんの元に時雨様が届けてくれていたものは全て、事実を言えずにいたせめてもの罪滅ぼしにと時雨様が用意していたこと。
「本当のことを隠せば隠すだけ、凛が傷つくとはわかっていたんだ。お前はご両親のことを、とても大事に思っていたから」
「私は卑怯なことをした―本当にすまなかった。きっと許してはもらえないだろうが……」
悲痛そうに告げられ、時雨様に抱き締められる凛ちゃんでしたが…
―この手は糸里を笞打ち、容赦なく痛めつけた手。自分は、そのことをもう知っている。
凛ちゃんはそんな時雨様の腕を振りほどいてしまう。
そりゃああんな恐ろしすぎる場面見た後だし、誰よりも信頼していた相手にこんな衝撃的なことを言われたら振りほどきたくもなるわな…
その日は結局勤めを休ませてもらい、部屋に戻った後も両親を想っては涙する凛ちゃんの元へ、明け方何故か辰吉がやってきます。
凛ちゃんが毎朝日課でお参りをしている九郎助稲荷で惣一郎が待っているから出てこられないか、とのこと。
凛ちゃんの幼馴染かつ初恋の相手だった惣一郎は、凛ちゃんがまだ子どもの頃ではあったものの将来を誓い合った相手で、凛ちゃんを身請けするためだけに10年の歳月をかけて必死でのし上がり、次の登楼で晴れて凛ちゃんの馴染客になれる所まできていた人物。
表向きは廻船問屋の若旦那ってことになってるけど、裏では幕府禁制の銃の密輸などもしている実はなかなかにヤバい人←
辰吉は、凛ちゃんを桜華屋から救い出すために惣一郎が潜入させた部下だったらしく、惣一郎からの伝言を聞いた凛ちゃんは稲荷へと向かう。
惣一郎なら事情を知っているはずだと思った凛ちゃんは、時雨様から聞いた両親のことを惣一郎に打ち明けてみるものの、両親がすでにこの世にいないのはやはり事実だという。
悲しみに暮れる凛ちゃんを前に惣一郎は身請けを持ちかけるけれど、そこまで甘えるわけにはいかないと、それを断ろうとする凛ちゃん。
でも、そんな凛ちゃんに、惣一郎が気がかりなことを口にする。
「あんなおかしな店に、凛をこれ以上置いておけない」
引っ掛かりを感じた凛ちゃんが問い詰めると、惣一郎からある事実を聞かされる。
桜華屋では1年に1人、多い時では半年に1人遊女がいなくなっていること。
いなくなった遊女の行方を誰も知らないこと。
そして、そんなことが起こり始めたのは時雨様が楼主になってからだということ。
そんな話を聞いて、真っ先に心に浮かぶのは糸里のこと。
糸里の失踪にもやっぱり時雨様が関わっている。そんな疑念に凛ちゃんは支配されます。
凛ちゃんの様子に、凛ちゃん自身もそのことに勘づいていると確信した惣一郎は、折を見て楼主である時雨様に身請け話をすることを告げ、二人は別れます。
そして、凛ちゃんが桜華屋へと戻ると、待ち構えていたように現れたお菊から時雨様のいる内証へ行くようにと告げられる。
なんなのもう…真相ルート進めてから何回嫌な予感させられるんだよ(∩´﹏`∩)
客と妓楼の外で会うのはご法度な中惣一郎と密会し、あんな話を聞かされた直後に時雨様から呼び出されるなんて……怖い←
気の進まないまま内証へと向かうと。
「久しぶりに茶を点ててみようかと思ってね。少し付き合ってくれるかい?」
あれ、違ったw
時雨様の流れるような美しい所作に目を奪われつつ、差し出されたお茶を味わう。
飲み終えた所で、時雨様の第一声が。
「伊勢屋様に会っていたんだって?」
:(´◦ω◦`)::(´◦ω◦`)::(´◦ω◦`):
ほらきた……やっぱりきた……!!
自分を見張らせていたのかと問いかけると、両親の件があったばかりだから凛ちゃんが早まったことをしないか心配だっただけだと答える時雨様。
だけど。
―至近距離で凛を見つめる時雨の右目。これはもう、当たり前の人の目ではない。周到に罠を張り、粘つく糸で愚かしい獲物を絡め捕る、老獪な蜘蛛の目だ。
やだ、怖いーーー!!!!
この時の時雨様の無表情がほんと怖すぎて直視できないんだわ(;ω;)
途中で表情変わるし、アップになるし←
「本当にここから出ていけると思っているのかい?」
そして、じわじわと追い詰められていく凛ちゃん。
「確かに、彼はお前の初恋だったのかもしれないよ。けれど今の凛は、伊勢屋様を男として愛していると言えるのかい?」
何故だか頭がぼんやりとして視界が揺らぐ中、凛ちゃんは懸命に反論する。
「もし、男女の情じゃ、なくても……私と惣さんは……家族、みたいな……―」
「それを言うなら、この十年を一緒に過ごした私のほうが、よほど凛の家族に近いと思うんだけどね」
「もっとも私は、お前の父にも兄にもなるつもりはないけれど」
「―お前をどこにも行かせはしない」
そして、時雨様に口づけられてしまう。
抵抗しようとするけれど、妙な倦怠感に支配されて体に力が入らない。
おっと、これはもしや……?
「ようやく、薬が効いてきたみたいだね」
やっぱり!!
「こうでもしなければ、お前は逃げるじゃないか」
「隙あらば、私から逃げようと考えていただろう?―地下で覗き見をしていたあの夜から、ずっと」
やっぱりばれてるーーー!!!!
「糸里と同じ目に遭わせようというんじゃないよ。私は凛のことが、誰よりも何よりも大切なんだから」
「お前にはそのことを、よくわかってもらう必要がありそうだ。誰の邪魔も入らない場所で、じっくりとね……」
それが例の地下室を差していることを察し、恐怖に支配される中、凛ちゃんはそこで意識が途絶えてしまう。
……とまあ、今回はこのへんで一旦区切ろうかと。時雨様推しとしては、後に出てくる時雨様のどうしようもない心情やら境遇やらがわかる場面まで早く書いてしまいたいわけだけど(;ω;)
よろしければ懲りずに次回もお付き合いくださいませ(`・ ω・´)ゞビシッ!!