フラワー講習会に参加した翌朝早く妹ちゃんからラインがありました
ねこたん画像付きのライン
いつもと違う呼吸の仕方でした
2年前に ねこたん(ワンコ)は認知症がありまして、ご飯置き場がリビングドアの向こうで そのドアとご飯をもらうキッチンの間を一日中 徘徊していました
まだ動けていたうちは お留守番させて仕事に行っていましたが 足が思うように動かなくなり 妹ちゃんに、ねこたんを託しました
正しくは返しました
もともとは妹ちゃんが独身時代に買ったワンコ
妹ちゃんの仕事中 私があずかっていました
妹ちゃんが結婚するとき借家だった為、ワンコを連れて行けずに そのまま我が家の子になりました
できれば最後までお世話したかった😢
妹ちゃんに返して しばらくして、ねこたんは寝たきりになりました
私が仕事の休みに ちょくちょく会いに行ってました
様子がおかしいと朝、ラインが来た2週間前にも 痙攣が繰り返しあると連絡があり、その日は駆けつけて妹と娘と私で交代で寝て看病しました
幸い痙攣はおさまりましたが ご飯を飲み込む力がなくなりました
なので砂糖水を少しタイミングが合うと飲ませるだけになってしまいました😢
心配でずっとそばに居たかったけど 仕事を休む事ができず 後ろ髪を引かれる思いで帰りました
その後、ちゅーるを少し食べられる様になったりしていました
それから2週間、みりちゃんの公演がある日にフラワー技能検定の講習会があり 帰宅が夜の11時
クタクタに疲れ切った翌朝の妹ちゃんからのラインでした
間に合うか? 心のなかでそう想いながら身仕度をしました この2週間は生きてきたなかで一番、胃が痛くなり仕事の忙しさと寝不足で私も絶不調でした
この日は どうしても、ねこたんに会いに行くつもりで 何日も前にスタッフさんと休みを交代してもらっていました
でも間に合いませんでした😭
家を出る前に妹ちゃんから連絡があり、朝 7時28分
ねこたんは 虹の橋をわたりました😢
17歳3ヶ月を生きました
最後は私が間に合わなくても 妹ちゃんの腕の中であればいいと ずっと願っていました
その願いが叶った事に感謝します
妹ちゃんは いよいよ様子がおかしいと思ってから3日間、お風呂も入らず、ずっとねこたんに貼り付いて看ていました
彼女はこの2年、本当によく介護していました
流動食のご飯を作り4,5本のシリンジに入れて食べさせたり
オムツに工夫をして下の世話をしたり
乳母車に乗せて 暑い日も寒い日も病院にかよったり 頭が下がる想いです
妹ちゃんは それでも喪う覚悟はできないと言っていました
若かりし頃のねこたん
本当にカワイイ子でした
私がソファーでお昼寝をしていると近寄り私の手をチョイチョイと触り自分も一緒に寝るアピールをします
そして胸に抱き上げて一緒に寝ると 私のアゴ下に鼻先をフィットさせているのが好きでした
たくさん癒やされ たくさん笑い たくさん一緒にいられて幸せをいっぱい貰いました
妹ちゃんと2人で 動物霊園の火葬場に行く事になり
私が前日に研修会で作った花束を持って来ていたので 棺のなかのねこたんの周りに入れる事ができました
たくさんの愛と幸せをありがとうね
お別れに「また生まれたら、一緒の時を生きようね。大好きだよ!愛してるよ」と言いました