本日のお仕事は表替え、明日も表替えです。
今日のお宅でご質問を頂きましたので、皆様にも答えのおすそ分け。
「ワラ床畳と化学床畳、どっちがおすすめ?」。
答えは施主様の住宅の基礎に合わせて使いわけを、です。
もう少し詳しく。
現代の基礎は、まず土の上にシートを張って、コンクリートをシートの
上に打設しますね。
床下の湿気をシートで塞いで、コンクリートの上には湿気が上がらない構造
になってます。この基礎が打設してある住宅はどんな畳床でもオッケー。
問題は昔ながらの住宅。
土の上に石を置いて、その石の上に「つか」を立て「根太」を組んで
座板を張る。これが昔ながらの基礎であります。(
湿気は広く開放された、床下から抜けていく。ざっくりした説明ですが。
この住宅に化学床畳を敷くとどうなるか?
床下から上る湿気を化学床畳は吸いきれません。結果、畳は腐る
座板も腐る。
昔ながらの住宅には、やっぱりワラ床畳がベストであります。
ワラ床畳は湿気を吸ったり、吐き出したりと呼吸しますので、
湿気対策にピッタリなんであります。
昔ながらの基礎の住宅で、広く開放されている床下をわざわざ
塞ぐお方がいらっしゃいますが、自ら湿気をこもらせているようなもの。
根太、座板、畳に良くないのであります。シロアリが好む環境にもなりますよ。
当店、ワラ床畳を常時ご用意しております。ご用命くださいませ。
最後、宣伝になりました。ごめんなさい。
皆様の畳に関するご質問にお答えいたします

Email tatami-kaeru@hi2.enjoy.ne.jp