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 木立(こだち)の緑をさらりとなでて

 日差しの下(もと)を素早くかけて

 滴(したたる)る汗の疲れを癒(い)やし

 苦渋の顔も和らげる

 そっと過行くそよ風に

 思わず顔で追いかける

 

 窓のカーテンふわりと揺らし

 昼寝の頬に微笑(ほほ)んで

 暑さに負けるな元気な子

 囁(ささや)く耳元、子守歌

 そっと過行くぬくもりに

 明日(あした)の夢が育つ午後