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老人ホーム:癒やし癒やされ、被災犬と共生…神奈川

2013年10月10日NEW !
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もし自分が将来老人ホームに入る事になったらと

考えるととこれっていいなぁと思いました。

死んでいい命なんかないからこういう所が

増えるといいな。


毎日新聞 さんより転載

     ダウンダウン

神奈川県横須賀市の特別養護老人ホーム 「さくらの里山科」は、犬や猫と同じフロアで共同生活を送る全国でも珍しい施設だ。入居者を癒やしているのは、東日本大 震災で飼い主を失ったり、高齢者が飼えなくなって保健所で殺処分を待っていたりした犬猫たち。ホームに引き取られた当初は人間不信の様子だったが、徐々に 懐き、今は人気者として、つながった命を全うしている。


 ホームは人もペットも幸せに暮らす「伴侶動物福祉」を理念に昨年4月オープンした。4階建ての2階部分が犬猫と生活するフロアで定員40人。10人ずつの4ユニットに区切られ、犬7匹、猫10匹が自由に行き来する。犬猫の世話は市内外のボランティアが手伝う。


 入居者が元々飼っていた犬猫計3匹を除く14匹は、里親探しのボランティア団体などから引き取った。多くは病気や高齢で里親が見つかりにくかった。


 雑種の犬「むっちゃん」(雄、推定10歳)は福島県富岡町から来た。NPO「犬猫みなしご救援隊」(広島市)によ ると、飼い主が福島第1原発事故で避難して取り残され、農家で他の犬にかまれているのを発見された。感染症などの危険があるため同NPOが2011年5月 に保護し、約1年後にホームに引き取られた。


 今年4月、むっちゃんは心不全などを患い動物医に「命が危ない」と言われた。普段はあまり言葉を発しない入居者たちが「家族だから」と心配し合った。ホームが設けた専用の酸素ルームで心臓に負担がかからないようにしたところ、回復し今は入居者や他の犬たちと穏やかに暮らす。


 ホームの動物担当の介護職員、畠美佐子さんは「犬猫との生活により、独り暮らしの影響で無表情だった方も生き生き した表情に変わってきた」と語る。若山三千彦施設長(48)は「微力だが犬猫の救出に少しでも協力しながら、ペットと暮らしたい高齢者の願いを実現できれ ば」と話した。【宇多川はるか】