母と二人の小旅行には
実はある目的が…。
そのお宿では、
夕食後に中国雑技団ショーを鑑賞することができます。
年末に夫婦で訪れた際に、
母はその芸術性と彼女達の凛とした演技に
とても感動したのだそうですが、
ショーの後に大浴場で彼女達とばったり出会い、
わずかな時間ではありましたが
お互いに日本語や中国語を教え合ったらしく、
母はその時の彼女達の愛らしさが忘れられず、
今回は彼女達に再会するための宿泊でした。
母は約一ヶ月の間、
毎日毎日一生懸命
中国語を勉強し、
彼女達へのプレゼントも用意して、
再会を心待ちにしていたようです。
お宿に着いてみると、
事情を知るフロント係の方のお心遣いで
ショーの前に特別に
彼女達と会う時間を
設けていただくことが
できました。
母は大号泣しながらも
練習した中国語を必死に話し、
また彼女達も母の拙い中国語を
一生懸命聞き取ろうとしてくれました。
足りないところは
通訳の方がサポートして下さいましたが
この通訳の方も
本当は休暇であったにも関わらず
事情を知って私達のために駆けつけて下さったのでした。
念願の再会を果たすことができただけでなく、
皆さんの温かいお気持ちもいただき、
母は大満足の様子でしたが、
なんと!
「ショーの後、
衣装を着た私達と
ステージで写真を撮りませんか?」
と!!!
母がプレゼントした髪飾りをつけた彼女達は、
素晴らしいショーの後
疲れているでしょうに
何とも美しい表情で
私達と何枚も写真を撮ってくれました。
また、彼女達の先生と私は
年齢が近いこともあり
お互いの住所とメールアドレスを交換して
連絡を取り合うことに
なりました。
彼女達は来月
中国に帰国するそうですが
先生は「ぜひ私の家に遊びに来て。
ご馳走を作って歓迎するから!」
と言ってくれました。
先生とは
お互いの母国語が
お互いに理解できないので
拙い英語を使っての
やりとりでしたが
伝えたい気持ちと
受け取りたい気持ちがあれば
言葉が違っても
お友達になれるのですね。
母も私も
中国のお友達と出会い
本当に感動しました。
まだ若い彼女達の未来が
明るく幸せでありますようにと
願わずにはいられません。
そして、
先生との約束
『大連へ遊びに行く』
を必ず果たしたいと
思います。