「あなたが自信を取り戻し

自分らしさを思い出す」をサポート

 

心理カウンセラーの市原あきよです。

 

 

夫からイライラや不機嫌のような

「怒り」をぶつけられると

 

え?私が何かした?

謝らないといけない??

 

って焦り出して

気持ちが動揺するよね。

 

そして何より怖い…

 

 

「何でキミはこんなことが出来ないの?」

のような

 

「ガッカリした」が伝わってくる

態度や言葉を向けてくるのも

 

実はその裏に夫の「怒り」が

隠れていたりする。

 

 

そんなことを言われたり

態度に表されてしまったら

「怒り」が苦手と感じている人は特に

早くこの場の空気を

どうにかしなきゃと思っちゃう。

 

 

だから

相手の機嫌を

これ以上損ねないためには

どうするべきかを基準にして

自分の行動を決めてしまう

ということが起こる。

 

 

それは例えば

 

夫の怒りがおさまるまで

夫の言い分を延々と我慢して

聞き続ける

 

とか

 

自分に非があるのか分からないけど

とにかく謝って

相手を落ち着かせようとする

 

とか…

 

 

でもその間もずっと

相手の怒りにさらされて

恐怖心で一杯になる。

身体は固まり

思考は停止…

 

 

これでは相手の言いなり

なってしまうよ…

えーんえーん

 

 

 

モラハラDVをする人って

相手を支配するのが目的

 

 

イライラも不機嫌もガッカリも

「こっちが悪い」

という気にさせられる

 

 

支配している当の本人は

意識していないかも

知れないけど、

自分が優位に立つように

仕掛けてくる

 

 

その時に使うのが

「怒り」の表現なんだよね。

プンプンプンプン

 

 

例えば

 

ある夫が

仕事から帰ってくるまでに

夕飯の準備ができていないと

イライラ

 

子どものおもちゃが散らかっていると

「いつも片付けろって言ってるよね!」と

イライラ

 

家族がその夫の決めた

「我が家のルール」から

外れたことをしてしまうと

イライラ

 

とにかく

自分の思い通りに

妻も子どもも動かないと

イライラが爆発する

 

 

みたいな感じ。

 

 

これをされてしまったら

妻も子どもも毎日

ビクビクしながら

夫の顔色をうかがって

生活しちゃうよね…

 

 

でもね。これ、

夫が「怒り」の使い方を

間違っているんだよ。

 

 

本来

「怒り」は

自分の尊厳がおびやかされた

とか

不当な扱いを受けた

というときにわき上がってくる感情。

 

この感情がパワーになって

目の前の問題に立ち向かう

ことが出来る。

 

そのために使う感情なんだよね。

 

 

 

じゃぁ、

ご飯ができていない事が

夫の尊厳をおびやかした?

 

おもちゃが片付いていない事が

夫を不当に扱ったことになる?

 

夫の決めたルール通りに

妻が家事育児をできなかったことが

夫の人格を否定したことになる?

 

 

そんなはずないよね。

 

 

 

じゃぁ何で夫は「怒り」を

ぶつけてくるのかと言うと

 

 

本来感じているはずの別の感情を

怒りで表現するように

身につけて来ちゃったから

なんだよね。

 

そして、残念なことに

本人がその事に気付いていない。

 

 

 

 

つまり、

夕飯の支度ができていない時や

おもちゃが片付いていない時の

夫の「怒り」は

本当の感情ではないって事。

 

 

本当は、

寂しかったり

悲しかったり

怖かったり

 

そんな感情が隠れている

可能性があるんだよ。

びっくり

 

 

夫の「怒り」の正体を知ったら

「妻は謝る必要なんてない」

と思わない?

 

 

むしろ、妻の方が怒っていい場面なんだよ。

だって、夫は

「怒り」で脅すことで

妻を支配しようとしている。

それは妻の尊厳を脅かしている

不当な扱いなんだから。

 

 

 

 

そうは言っても

怒っている相手は怖いよね。

 

 

本当は怒りをぶつけてくる相手に

 

「そう言われるのは納得いかない」

「やめて欲しい」

 

って言えたらいいんだけど

それってかなり

ハードルが高い

 

 

だからまずは

その「怒り」を受ける

物理的な時間を少なくしていこう。

 

 

もしかして

 

「相手が話しているときは

最後まで付き合わなければいけない」

 

って思い込んでいない?

 

 

それはそうかも知れないけど

自分が不当な扱いを受けているときは

その思い込みは必要ないよ。

 

 

「怒り」が始まったと感じ取ったら

話の途中でもその場から離れよう

 

 

あなたが不当な怒りを

黙って受け続けなければいけない

理由はどこにもない。

 

正当な理由もなく

あなたが傷つけられる

必要なんてない。

 

 

あなたはたった一人の

大切な存在なんだから。

 

 

どうかそのことを

忘れないでいてねおねがい